支払い後、追加請求されたカラオケ代金。私が立て替えるべき?

Legalus編集部さん 2014年10月15日

 遠方から遊びに来た友人数人とカラオケに行き、支払いも済ませて店を出ました。

 ところが、店を出てから2時間後、携帯に電話があり、「飲み物代を計上するのを忘れていたので、あと3万円支払って下さい」と言われました。すでに解散していたので、「料金徴収は難しい。時間をください」と言って、電話を切りました。

 それからというもの、何回も私の携帯に支払請求の電話がありました。先日は、「領収書だけでも切りたい」と言われました。しかし、そもそも私に支払い義務があるのでしょうか?

 もし支払う必要がないのであれば、どのように断ったらよいのでしょうか?

(20代:男性)

関連Q&A

妻が自分の欲しい物を勝手にどんどん注文します。断ることができるのでしょうか?

商品・サービスの購入 2016年12月02日

妻の金銭感覚が乏しい為、現在は私が家のお金を握っております。 その状況下において、妻が勝手に自分の欲しい物をちょくちょく注文し、物を宅配便の代引きにて送らせるのです。 これまでは数千円程度の物だったので、苦しいながらも支払いをしており...

未払いの払込金を回収する方法は?

商品・サービスの購入 2016年10月31日

自営業をしています。 先日、支払いは振込みでというお客様がおりました。しかし、期日を過ぎても入金がなかったので、再三連絡をとったのですが、携帯も出ず、会社に連絡しても居留守を使われ本人と全く連絡がつかなくなってしまいました。金額自体は...

解決してない質問があれば、新しく質問を登録しましょう!

新しく質問する

Legalus編集部

     そもそも、後になってから請求された飲み物代自体、正当な内容・請求であったといえるのでしょうか。後から「飲み物代が抜けていた」といわれても、客には確認する方法がありません。そこで、まず、代金の内訳明細書を要求して、請求の内容を確認します。

     それにより内容を確認し、正当な請求であった場合、あなたが全額立替払いをする義務があるかどうかが問題となります。

     複数の債務者がいる場合、民法の原則によると、1つの債務でも、分割可能な債務は、「平等」の割合で分割され、各債務者に帰属します(427条)。これは、民法がよってたつ個人主義の現われということができます。

     飲み物代金も分割可能な金銭債務ですから、各人が、3万円を等分に分割した額の債務を負うこととなります。したがって、あなたが負う債務も、その範囲に限定されます。カラオケ店は、債務者一人一人に個別に請求しなければなりません。

     このような結論は、カラオケ店には酷であるようにみえますが、これが民法の原則なのです。カラオケ店は、全員に請求できるときにそれを忘れた以上、仕方がないということになります。


     では、「じゃあ、一人ひとり請求するから、連絡先を教えてくださいよ」といわれたら、どうすればいいでしょうか。

     個人情報保護の観点からも、個人の住所等は安易に知らせるべきではありません。そこで、あなたが立て替払いをする代わりに、少し代金を安くしてもらう等の交渉をしてみてはいかがでしょうか。とりわけ、あなたがよく利用するカラオケ店であれば、今後の利用のためにも、それもひとつの方法かと思われます。

2014年10月15日

商品・サービスの購入に強い弁護士

法律問題のご相談をお受けします。まずはご連絡下さい。

「相談に行ってよかった」 お客様にそう思ってもらえるよう、お客様のお話を丁寧に聞き、的確なアドバイスが出来るよ...

依頼者の一番の味方となり、ベストな解決を目指します。まずはお気軽にご相談ください。

身の回りの法律トラブルの解決に積極的に取り組んでおります

解決してない質問があれば、新しく質問を登録しましょう!

新しく質問する
ページ
トップへ