身に覚えのない通販商品が送られてきた時の対処法

User image 1 匿名ユーザーさん 2016年02月09日 02時26分

 約1年前、大手カタログ通信販売から自分名義で見覚えのない商品が届きました。約3万ほどの金額でした。自分は、早速送られてきた会社に電話をかけましたが、自分の携帯番号や、自宅の番号、住所等が確実に一致していた為、返品も認められないとの事で債権回収業者や法律事務所等から督促の通知が来ます。記憶も見覚えもカタログもないのに返品出来ないのは、まずおかしい話です。そこから腹が立ち、一切支払いませんでした。

 この場合、ブラックリストにのせられるのでしょうか?



(30代:男性)

匿名弁護士

     まずは、送られてきた商品の梱包や請求書に記載されている連絡先に連絡をとるのではなく、当該大手通販会社をネット等で検索し、問い合わせ先を調べた上で連絡を取り、注文履歴があるかどうかを確認して下さい。

     注文履歴が無い場合には、大手通販会社に成り済まし商品を送りつけてきている可能性が高いですので、売買契約は存在せず代金を支払う義務は無い事と以下に述べるように商品を返品する必要も無い事を主張して下さい。
     すなわち相談者は商品が送りつけられた日から14日を過ぎるまでに当該商品を購入した事を承諾しておらず、業者も当該商品を引き上げていないので、当該商品を業者に返す必要はないのです。

     なぜなら、販売業者は、購入者にその商品の送付をした場合に、その商品が届いた日から14日が経過する日までに、その商品の送付を受けた者がその購入につき承諾をせず、かつ、販売業者がその商品の引取りをしないときは、その送付した商品の返還を請求することができないからです(特定商取引法59条参照)。



     また、相談者が心配されているブラックリストについてですが、まずクレジットカードを作ったり、ローンを組んだりした場合、顧客情報が「信用情報機関」に登録されます。しかし、返済が滞ったり、破産が生じたりした場合、「事故情報」として登録されます。この信用情報機関の持つ自己情報を俗に「ブラックリスト」といいます。

     ですので、今回相談者が身に覚えのないクレジット決済により商品代金を請求されたのでないのであれば、ブラックリストに載る事はありません。



     他方、大手通販会社を騙った業者ではなく大手通販会社から送られてきた商品であった場合には注文履歴が存在する事が考えられます。にもかかわらず相談者に注文した覚えがないのであれば、何者かが相談者になりすまし注文をした可能性が高いので、その旨を主張して下さい。そして、届いた品物は指示に従って返品して下さい。



     さらに、今回のご相談にもあるように、不正な請求をしてくる業者は、債権回収業者や弁護士事務所の名をかたり請求をしてくることがあります。

     そこで、まずは当該債権回収業者や弁護士が本当に存在するか確認して下さい。具体的には、債権回収業者は法務大臣が許可した業者しか営む事は出来ないので、法務省のHPで確認して下さい。その上で、当該法務省HPに記載されている連絡先に直接確認をして下さい。次に、弁護士に関しては当該弁護士の事務所住所を管轄する弁護士会に当該弁護士が所属するかを確認して下さい。なお、費用倒れになる事から、3万円の債権を回収するのに弁護士に依頼する事はほとんどありません。

     ただし、裁判所からなんらかの書面が届いた場合は、無視するのではなく早急に弁護士に相談して下さい。民事裁判では、相手からの訴えに対してなんらのアクションを起こさないでいると、いわゆる欠席判決として原告の請求が全て認められてしまうからです。

2016年02月09日 02時26分

投稿時の情報です。適法性については自身で確認のうえ、ご活用ください。

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