合意のない契約条項について、違反金請求は拒否できますか

User image 1 lu_5ecc73aaさん 2019年10月22日 14時06分

この前、製品宣伝のために、書面的契約書なしで、ネットサービス会社A社に登録し、ブロガーを募集するサービスを利用し始めてみたが、募集開始当日中に至急停止しました。
そして、A会社から請求書のメールがきて、「募集開始後、一定の人数を採用しなければならない。停止したタイミングが既に遅かったため、違反になる状況だ」という理由で、違反金を請求されました。
さらに、「支払いが遅延した場合、毎週に請求金額と同額の遅延損害金及び弁護士費用を追加請求する」ということです。

問題点は以下です。
1.停止タイミングについて、事前説明や注意事項など提示がない場合には、違反になるかどうか一方的に決断できるでしょうか。
2.遅延損害金を記載する利用規約というものは、こちらの合意を求めたことや事前提示してくれたこともなかった場合は、毎週に請求金額と同額の損害金及び弁護士費用加算の条件は可能でしょうか。

3.現段階ではA社が対話交渉を断ったため、こちらは少額訴訟で裁判の判断を求めようと考えているが、直接裁判に行くことは可能でしょうか。(請求金額は10万円未満)
4.もしも直接裁判を求めること以外に、何かできることがありましたら、教えていただけると幸いです。

1.貴殿の都合により停止したという前提であれば、停止した理由にもよりますが、そもそも相手方との間で契約書も、一定人数採用予定等の説明もないのであれば、契約期間の定め自体がないと解されるため、一般論としては停止予告から相当期間経過後に停止することは可能と思われます。
 ただし、A社側で現実にブロガーの募集を行なっていた場合は、貴殿による一方的停止について問題になる可能性はありますが、A社側が説明を行っていない点を踏まえると、現状では貴殿に責任なしという立場で良いのではないでしょうか。

2.「毎週毎に請求金額と同額の遅延損害金及び弁護士費用」は過大請求として認められないでしょう。
  もっとも、仮に貴殿に法的責任ありとなった場合、利用規約に関する合意がない場合でも、法的にはA社から年6%の遅延損害金及び損害額元本に対する10%分の弁護士費用の請求は可能です。
  ただし、示談・和解の場合は原則として遅延損害金・弁護士費用は加算しません。

3.A社側から損害賠償請求がなされているということであれば、貴殿から訴訟提起するのではなく、A社側からの提訴を待つという事で良いのではないでしょうか。

4.提訴前の段階で、①A社の説明義務違反の指摘、②当該サービス自体に不備と言えるような事象がないかの確認、③A社の損害発生の根拠資料の提示をもとめる、等の方法が考えられます。

2019年10月22日 19時12分
お礼メッセージ

早速のご回答ありがとうございました。大変勉強になりました!

投稿時の情報です。適法性については自身で確認のうえ、ご活用ください。

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