喫茶店で仕事の愚痴を言うと罪になる?

Legalus編集部さん 2014年01月07日

 不特定多数のお客がいる喫茶店等で、職業上知り得た個人の病気・症状・思想信条等を愚痴として話しているのは如何なものでしょう?個人情報漏洩にあたるのでしょうか?人ですから愚痴はあっても良いですが、場所を選ばないと何か法に触れるのではないのでしょうか?



(30代:男性)

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Legalus編集部

     相談内容のようなことをした場合、守秘義務違反となり、職業によっては刑事罰が科されることになります。

    守秘義務とは、一定の職業や職務に従事する者・従事した者に対して、法律の規定もしくは契約に基づいて特別に課せられた、「職務上知った秘密を守る」べき法律上の義務のことをいいます。



     例えば、医師、歯科医師、薬剤師、医薬品販売業者、助産師、弁護士、弁護人、公証人又はこれらの職にあった者が、正当な理由がないのに、その業務上取り扱ったことについて知り得た人の秘密を漏らしたときは、6月以下の懲役又は10万円以下の罰金に処せられます(刑法134条1項)。

    また、保健師、看護師又は准看護師は、正当な理由がなく、その業務上知り得た人の秘密を漏らしてはならないとされており(保健師助産師看護師法42条の2)、これに反した者は、6月以下の懲役又は10万円以下の罰金に処せられます(同44条の3第1項)。



     今回の場合、相談文に「職業上知り得た個人の病気・症状・思想信条等を・・・」とありますので、医師、歯科医師、薬剤師、医薬品販売業者、助産師、保健師若しくは看護師の方が喫茶店で仕事の話をされていたと考えられます。したがって、この方は上記守秘義務違反者として刑事罰に処せられる可能性があります。もっとも、上記罪は親告罪となっていますので、原則として被害者(今回の場合ですと患者)が告訴した場合に初めて問題となります(刑訴法230条参照)。



     また、職場との雇用契約において守秘義務が課されているにもかかわらず、それを破り職場に損害を与えた場合には、勤め先から損害賠償請求をされる可能性があります。

2014年01月07日

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