退任した元取締役が肩書をそのままにして名刺を使わせてくれと言っています。

User image 1 lu_a1708552さん 2019年12月17日 11時04分

取締役をしていたAが退任後に自分で会社を設立し、当社と営業委託契約(新規取引先の開拓や営業活動など)を交わしました。取引先に対しては当社の名刺をそのまま使用しているため、肩書が「取締役」のままとなっています。事実と異なることからその部分を変更したいのですが、Aは「営業活動に有利だから」といって変更をしないでくれといっています。問題はありませんでしょうか?

その状態だと、取引先は、あなたのところと直に取引
してるものと、考えますね。
名板貸しのようなもので、あなたの会社は、有利なこ
とも不利なことも、あるいは、損害賠償についても、
引き受けることになりますね。
したがって、問題が起きたときは、責任を問われる気
持ちでいるなら、構いませんが、そうでないなら、名
刺を改めてもらったいいでしょう。

2019年12月17日 11時20分

名刺の効力をどこまで認めるかはさておき、貴社が貴社の「取締役」の名称使用継続を許諾した場合、表見代理や表見支配人、名板貸し等の理由により、元取締役Aの行為が貴社の行為として扱われ、取引先や消費者等々の関係で、貴社に法的責任が発生する可能性は否定できません。
名称使用継続は拒否した上で、①速やかに登記簿に取締役退任登記を行なうとともに、②名刺を含め貴社の「取締役」その他関係者であることを示す名称を一切使用しないよう文書で通知するなどして、名称使用継続を拒否した事実を明確にしておく必要があるでしょう。

2019年12月17日 14時04分

投稿時の情報です。適法性については自身で確認のうえ、ご活用ください。

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