取引先への出張経費負担と、代償の値引き処理に対する違法性

User image 1 RINGOさん 2017年02月08日 02時55分

当社は、製造業。取引先は、当社製品を販売していただいている商社のひとつです。
ある商社経由での販売拡販目的、或いは、その商社が商圏をもっているユーザーへの同行訪問などに対する当社営業経費は、その利益を甘受する商社に負担させることに対する違法性を、教えてください。
また、その際に、その費用の負担分を、商社から当社への発注額より、減額することへの違法性も、合わせて教えてください。

・当社=営業経費が20万円。それを商社に請求。
・商社=通常の発注額が120万円。
よって、営業経費負担分を差し引き、100万への発注額に訂正する。

以上、お願いいたします。

経費負担をどうするかについては、基本的には契約により定まるものと思われます。
上記金額であれば、暴利行為として公序良俗違反とまでは言いにくいと思われます。

ただ、取引先が大手企業で、貴社が中小企業である等、その立場や地位に差がある場合には、取引先が貴社に不当な圧力をかけているとみる余地があります。
こうした場合、独占禁止法上、取引先から貴社への拘束条件付取引や(同法2条9項4号)、優越的地位の濫用(同項5号)に当たる可能性があります。

もし、上記のような関係にあるのであれば、公正取引員会に相談いただく等の方法が考えられます。

2017年02月08日 09時34分

投稿時の情報です。適法性については自身で確認のうえ、ご活用ください。

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