ゴルフコンペは賭博罪にあたる?

Legalus編集部さん 2014年01月07日

 ゴルフコンペで優勝者へ高額商品ほかたくさんの参加者へ賞品を進呈します。賞品代金は全て参加費を充当します。

 全国各地で同様にコンペが行われていますが、違法にはならないですか?



(40代:男性)

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Legalus編集部

     刑法185条1項には、「賭博をした者は、50万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りではない」と規定されています。



     「賭博」とは「偶然の事情に関して財物を賭け、勝敗を争うことをいう」とされています。言い換えると、賭博罪は偶然の事情に関して、当事者が財産上の得失を勝負し合うものであるといえます。



     ここで、ゴルフコンペの形態としては、(1)スポンサーがいる場合と(2)プレーヤーがお金を出し合う場合が考えられます。



     (1)スポンサーがいる場合には、お互いに勝負し合っている当事者同士の財産上の得失、損害、利益というものはないので、賭博罪には当たらないといえます。



     しかし、今回の相談のように(2)プレーヤーがお金を出し合う場合には、ゴルフコンペの結果という偶然の事情に関して、当事者が財産上の得失を勝負し合うことになるので賭博罪に該当する可能性があります。



     もっとも、形式的には賭博罪(刑法185条1項本文)に該当する場合であっても、「一時の娯楽に供する物」を賭けたにすぎない場合には処罰されません(刑法185条ただし書)。

     この「一時の娯楽に供する物」とは、一般的に、食事やお菓子などその場ですぐに消費してしまうものがこれにあたるとされています。

     判例は、賭けた財物の価格の僅少性と費消の即時性から、「一時の娯楽に供する物」にあたるかどうかを判断していますが、金銭については、その性質上、「一時の娯楽に供する物」には該当しないとするのが一般的です。



     今回の相談では、賞金は出されないようですが、「一時の娯楽に供する物」にあたらない高額商品を出されるということですので、賭博罪が成立する可能性があります。

     ですので、もしゴルフコンペ開催において商品を用意されるのであれば、価格が安価で消費のたやすい商品を用意されることをお勧めします。



     なお、ゴルフコンペにおいてプレーヤー以外の者もお金を出し、プレーヤーの成績に対し賭けるなどした場合には、参加者に賭博罪が成立するほか、幹事に賭博場開帳等図利罪(刑法186条2項)が成立することになります。

2014年01月07日

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