会社が考案した賭けは「賭博」にあたる?

Legalus編集部さん 2014年01月07日

 私のアルバイト先で、翌月の売上や販売数量を予想してその数字があたれば、商品券や食事券を出すということをやるそうです。会社が社員やアルバイトに金銭ではないですが、数字を当てて景品を出すのは賭博に近いような気がしますが、これは違法でしょうか?


(30代:男性)

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Legalus編集部

     おそらく賭博にあたらないと考えられますが、事情によっては賭博に当たる場合があるでしょう。


     「賭博をした者」は、50万円以下の罰金又は科料に処されます(刑法185条本文)。

     
    そして、賭博とは、偶然の事情にかかっている結果に対して、財物を賭けることをいいます。

     
    ただ、パーティーなどでよく行われているビンゴゲームは、賭博には当たりません。

     
    賭博罪が成立するためには、当事者双方が危険を負担すること、つまり、当事者双方が損をするリスクを負うものであることが必要であるからです(大判大6年4月30日)。


     ご相談の場合も、「翌月の売上や販売数量を予想してその数字があたれば、商品券や食事券を出す」とのことです。

     
    おそらく、当事者の一方である会社側が商品券や食事券を提供するだけで、社員やアルバイトは、その数字が当たらなくても損をしない仕組みであるのでしょう。

     
    そのような仕組みである限り、賭博には当たらないと考えられます。


     これに対して、社員やアルバイトが、翌月の売上などの数字を当てられなかったことに対して罰金を支払ったりするなど、何らかの不利益やリスクを負う仕組みがあるのであれば、賭博に当たると考えられます。


     また、賭博行為が「一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるとき」は罰せられません(刑法185条ただし書)。金銭そのものは「一時の娯楽に供する物」とはいえませんが、食事券や商品券であれば、おそらく一時の娯楽に供する物にとどまると考えられるでしょう。

     
    ご相談の場合は、この点でも、賭博に当たらないと考えられます。


    なお、その商品券や食事券が、わずか100円であるか、それとも10000円であるかという金額の大小は、賭博罪の成否に影響しません。

2014年01月07日

賭博に強い弁護士

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