弁護士コラム

犯罪・刑事事件

Section banner criminal
日大アメフト部の危険タックル問題について 暴行・傷害 2018年05月24日

現在、日本大学(以下、「日大」といいます)、と関西学院大学のアメリカンフットボールの試合において、日大の選手が関西学院大学の選手に対して危険なタックル行為を行なった件が大きな社会問題となっており、本年5月22日には加害行為を行なった選手が、5月23日には日大アメフト部の前監督及び担当コーチが記者会見を行い、各自の認識等について説明等がなされました。 本...

勾留からの身柄解放 犯罪・刑事事件 2018年05月08日

1 勾留決定に対する準抗告 勾留の決定を裁判所が出した場合に異議申立手続きとして,準抗告という制度があります。 準抗告とは,裁判所の決定が違法であることを主張して異議申立をする手続きです。手続きとしては存在しますが,感覚としては準抗告が認められることはほとんどありません。 2 勾留の取消 勾留の取消とは,勾留決定は適法であっても,決定後に勾留の理由や必...

勾留の要件 犯罪・刑事事件 2018年04月27日

1 勾留とは 勾留とは逃亡又は証拠隠滅を防止し刑事裁判を適切に進行させるため,比較的長期間身柄を拘束する手続きのことです。起訴の前後で,起訴前勾留と起訴後勾留とに区別され,それぞれ勾留の期間や保釈の有無などに相違点があります。 勾留は一時的にとはいえ国民の自由を奪う手続きになりますので,一定の要件がないと許されません。勾留の要件とは,①勾留の理由及び②...

刑事事件 逮捕後の一般的な流れ 犯罪・刑事事件 2018年04月16日

刑事事件と聞くと,イメージされるのは犯罪であり,自分とは無縁なものだと思われている方が多いと思います。 しかし,自分自身が関係ないと思っていても,自分の周りの方が刑事事件の被疑者になってしまうことはありうることです。 例えば,家族が「会社のお金を横領した。」「痴漢をした。」「階段で盗撮をした。」「飲酒運転をして事故をした。」「運転ミスをして人を跳ねてし...

任意事情聴取の恐ろしさ 犯罪・刑事事件 2018年03月07日

犯罪を犯したとされて逮捕勾留される前にしばしば行われる「任意事情聴取」。 「任意」だから強制ではない、だから断っても構わないし、自分の言い分をたっぷり聞いてもらえる。そう思っている方も少なくないのではないでしょうか。 しかし、任意事情聴取の実態は「任意」とは程遠い、違法取調満載の現場であり、冤罪の温床と言っても過言ではありません。 恫喝や怒鳴りつける、...

逮捕・勾留用語集 逮捕・勾留 2017年12月16日

警察官・検察官とは? t一般の方にとっては、警察官と検察官の違いからしてわかりづらいところです。 おおざっぱにいうと、警察官は捜査を担当し、被疑者を逮捕する役割を担っています。これに対して、検察官は、逮捕された被疑者を必要に応じてさらに勾留し、起訴・不起訴を決定する役割を担っています。また、起訴した後の公判を担当するのも検察官の役割です。勾留先として拘...

一部執行猶予の制度について 犯罪・刑事事件 2017年09月20日

平成28年6月1日から、刑の一部執行猶予の制度が始まりました(注[1])。 法律自体は制度開始3年前に成立していましたので(注[2])、いよいよの施行となりました。 1 刑の一部執行猶予制度 刑の一部執行猶予の判決は、次のようなものになります。 「被告人を懲役3年に処する。その刑の一部である懲役6月の執行を2年間猶予する。」 この場合、まず、刑務所で2...

大麻の使用は罰せられない???なぜ? 犯罪・刑事事件 2017年08月18日

大麻の使用はなぜ罰せられないの?? 昨年、元女優の高樹沙耶さんが大麻所持で現行犯逮捕され大きなニュースとなりました。 ここで、あれ?所持だけ?使用は?と思われた方は多いと思います。本人が使用を認めたのに?? 大麻取締法は大麻草及びその製品の栽培、輸出入、所持、譲渡、譲受を禁止する法律ですが、使用は禁止されていません。 なぜ最も禁止する必要のある使用が禁...

タトゥー裁判 犯罪・刑事事件 2017年07月28日

医師免許を持たずにタトゥーを入れたということで,医師法違反の罪に問われた彫り師の刑事裁判が現在,進行中です。 今年4月に第1回公判が開かれて,彫り師の人は無罪を主張しました。 争点は,タトゥー(入れ墨)が「医業」に該当するか否かです。 医師法第17条には,「医師でなければ,医業をなしてはならない。」と規定されています。 検察側は,感染症の危険性などを理...

無線LANただ乗り事件についに判決!その結果は「無罪」!? 刑事裁判(告訴・告発・控訴・再審) 2017年04月28日

こんにちは。日本橋人形町の弁護士濵門俊也(はまかど・としや)です。 他人の家の無線LANを勝手に使う「ただ乗り」を電波法違反の罪に問えるかどうかが争われた刑事裁判の判決において,東京地方裁判所は,平成29年4月27日,被告人が入手した無線LANの暗号化鍵(パスワード)について,電波法が無断使用を禁じる「無線通信の秘密」には該当せず,「ただ乗り」を無罪と...

ページ
トップへ