身内が痴漢行為をしてしまいました(ちかん)

Legalus編集部さん 2014年01月07日

 私が身元引受人となり、当日は帰してもらえたのですが、「後日事情調取をするので出頭するように言ってください。これから刑事事件として捜査します。」と言われました。
 本人は、「まだ逮捕されていない」「相手の方は訴えをおこさないと言っていた」と申してはおります。が、今後どのようになるのか、見当もつきません。
 弁護士にはどのようなタイミングで相談したほうがよいかということも含め、アドバイスをお願いいたします。

(30代:男性)

関連Q&A

強制わいせつ罪の被害者ですが、相手の弁護士から電話がくるそうです。どうすればいいのでしょうか

性犯罪 2016年10月31日

つい先週、強制わいせつ事件の被害者になりました。 弁護士との話し合いがあるそうなのですが、これからどうなっていくのでしょう。 つい先週、明け方、自転車での帰宅途中に、男性から声をかけられ、羽交い絞めに会い、むりやり胸と陰部を少し触られ...

マンションエステで身柄拘束されたり逮捕されたりしますか?

性犯罪 2016年10月31日

マンションで抜きありのエステで働いています。 露出の高い服で密着しながらマッサージをし、最後は手でサービスをしています。 本番はもちろんありません。 こういったサービス内容でもしガサが入ったら女性も何日間か拘束されたり逮捕されたりしま...

解決してない質問があれば、新しく質問を登録しましょう!

新しく質問する

Legalus編集部

     刑事事件についてのご相談の中で、よく誤解されているのが「逮捕」の態様です。
     テレビドラマなどで、「××、逮捕状が出ているぞ!」などと令状を示して犯人を捕らえる場面があります。逮捕とは、常にあのように行われるものだと思っておられる方が多いのですが、それは正確ではありません。
     逮捕とは、刑法上は、「人の身体の自由をある程度継続的に拘束すること」です。刑事手続の場面では、捜査機関又は私人が被疑者の身体の自由を拘束し、そのまま拘留することを指します。つまり、こういう動作や状態が「逮捕」なのであって、令状を示してするかどうか(令状が必要かどうか)は「現行犯」であるか否かにかかっている、また別の問題なのです。
     「現行犯逮捕」は、令状なく、私人にもできます(刑事訴訟法213条)。現に犯行が行われているところを捕らえるので、誤って人違いをしたりする虞が少ないからです。
     しかし、犯罪の多くは、他人の目の前で犯されるわけではありません。そのような場合は、捜査機関が裁判所に令状を請求し、それを被疑者に示して身柄を拘束します(令状主義)。被疑者の人権を保護し、誤認逮捕や逮捕に名を借りた身体拘束を防ぐために、令状の満たすべき要件も詳しく規定されています。こういう手続を踏んだ逮捕を「通常逮捕」と言います(同199条1項)。

     現行犯逮捕されたならば、普通はそのまま警察に連れていかれます。周囲の人が逮捕することもあり、場合によっては被害者が自ら逮捕することもあるでしょう。このような場合、令状は示されませんから、「自分は逮捕されていない」と勘違いする人が多いのです。
     さらに、逮捕は逃亡の防止罪証隠滅(証拠を隠したり無くしたりすること)にその目的があるので、その虞がないときは原則として自宅に帰してくれます。するとますます、「逮捕されたのではない=ラッキー!」と思い込んでしまいます。
     現行犯逮捕ではなく、被害者の被害届が端緒となって捜査が開始された場合にも、警察としては双方の言い分を「事情聴取」という形で確認しようとすることがあります。食い違いがあったり不審な点が発見されたりすれば、逮捕されたわけではなくても、出頭を求められることがあります。この場合、令状がない限り出頭する法的義務はないのですが、任意で事情聴取に応じることには問題ありません。
     しかし、たとえ任意に出頭して調書の作成に応じた場合でも、必ず調書の内容を確認したうえで捺印しましょう。事実と違う箇所があったら、必ずその場で係官に訂正してもらいます。調書は後々も重要な証拠として扱われるものですから、面倒がってはいけません。

     軽い痴漢行為なら、示談によって被害者は取り下げてくれることもあります。お身内は犯行の事実自体は認めておられるようですから、誤認逮捕というわけではないようですが、早い段階で弁護士に相談しておけば安心です。
     被害者との示談も、きちんとした形で行うべきです。本人の「相手は訴えないと言っている」などという言葉を鵜呑みにしてそのまま放っておいてはいけません。改めて真摯に謝罪させ、慰謝料についても話し合いを済ませます。
     示談は、弁護士がついた場合には弁護士が交渉するのが普通ですが、当事者間で行うことも不可能ではありません。

2014年01月07日

性犯罪に強い弁護士

【堺市】南海本線堺駅すぐ

【交通事故案件多数】【複数弁護士対応可】 栃木県北の頼れる弁護士

解決してない質問があれば、新しく質問を登録しましょう!

新しく質問する
ページ
トップへ