盗まれた通帳と印鑑で預金を引き出されてしまった!

User image 1 匿名ユーザーさん 2014年01月07日 04時14分

 通帳と印鑑を盗まれ、銀行窓口で100万円以上が引き出されてしまいました。
 そのときに犯人が記入した伝票には間違った住所が記載されていました。
 そのことを銀行に指摘すると、銀行もそのミスは認めたのですが、印鑑と通帳があれば本人確認をしないと言い張ります。そこで、本社に電話で問い合わせたところ、100万円以上の引出しをする場合は必ず確認をとりますとの答えが返ってきました。言っていることが、本社と支店とで矛盾しています。
 銀行が犯人に支払ったお金を返してもらうことはできないのでしょうか。

(20代前半:女性)

匿名弁護士

     民法478条は、債権者もしくは受領権限者らしい外観を有する者に善意かつ無過失で弁済した場合、その弁済は有効となる旨を定めています。

     銀行預金の場合、判例は預金証書(通帳)と印鑑を所持している者に銀行が支払いをした場合、同条が適用され、本来の債権者は銀行に対し、弁済を請求することができないとされています。
     また、各銀行では預金規定に「通帳や印章を失ったとき、または、印章、名称、住所その他の届出事項に変更があったときは、ただちに書面によって当店に届け出てください。この届出前に生じた損害については当行は責任を負いません」、「払戻請求書、諸届その他の書類に使用された印影または書面を届出の印鑑または署名鑑と相当の注意をもって照合し、相違ないものと認めて取り扱いましたうえは、それらの書類につき偽造、変造その他の事故があってもそのために生じた損害については、当行は責任を負いません」といった規定を置き、盗難届け前に通帳と印鑑を所持している者に対してなされた支払いについては銀行が責任を負わないとしています。

     ただ、このような規定がある場合でも、それによって直ちに銀行が責任を負わないわけではありません。今回のケースのように、100万円以上という高額の払い戻しについては、名前を尋ねたり身分証明書の提示を求めたりするなど、もう一歩踏み込んだ確認をする必要があると思われるからです。
     そして、今回の場合、「100万円以上の引出しをする場合には確認をとる」という内部規定があるにもかかわらず、確認を怠り、また、住所の記載の誤りに気づかなかったというのですから、銀行側に過失があったとも考えられます。

     実際の訴訟で銀行側に過失が認められるかは証拠の有無によって決まりますので、銀行に間違って支払った額について支払いを求められるかについて明確にお答えすることはできませんが、最寄りの弁護士に証拠となるものを持参し、相談されてみてはいかがでしょうか。

2014年01月07日 04時14分

投稿時の情報です。適法性については自身で確認のうえ、ご活用ください。

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