万引きで2度目の逮捕。実刑は確実?

User image 1 匿名ユーザーさん 2014年01月07日 04時07分

 万引きで二度逮捕されました。一度目は、7000円ほどの洋服を万引きし20万円の罰金刑に処されました。二度目は、コンビニで800円ほどのお菓子を万引きしました。 私は現在も心療内科の通院歴があり、精神的に不安定です。お菓子を万引きしてしまったときも、睡眠薬を飲んでいたので、現実感が無くやってしまったという感じです。二度目の刑は重いと聞きますが、やはり実刑になるのでしょうか?



(年齢不詳:性別不明)

匿名弁護士

     量刑は、処断刑の枠の中で、個人個人の事情に基づいて裁判所が裁量により判断するものであるため、あなたが実刑となるか否かは何とも言えません。

    もっとも、あなたの場合は、法律的には執行猶予をつけることができるので、実刑が回避される可能性はあります。


     いわゆる「万引き」は、刑法235条窃盗罪にあたり、10年以下の懲役又は50万円以下の罰金が処断刑として定められています。

     
    そこで、裁判官は、この処断刑の枠の中で、あなたの個人的な事情に基づいて裁量により量刑を判断します。

    また、ご相談の場合は、1回目の万引き行為が20万円の罰金刑であって禁錮以上の刑でないため、2度目の万引きの件で有罪判決を受けたとしても、その刑が3年以下の懲役もしくは禁錮又は50万円以下の罰金であれば、情状によって執行猶予がつく可能性があります(刑法25条1項2項)。


     万引きの量刑を定める判断の際に情状として考慮される事情としては、主として以下のものが挙げられます。



    • 動機が安易なものであるか

    • 被害感情があるか

    • 前科に照らして、常習的犯行といえるか

    • 財産的被害は回復されているか

    • 計画性や、窃取品を自ら使う確定的意思があったか

    • 本件を反省、後悔していると認められるか

    • 家族との信頼関係があり、社会復帰後の協力が期待できるか



     実刑を免れたいのであれば、以上のような事情で、あなたに有利な事情を裁判で主張していくことになるでしょう。


     また、執行猶予がついたとしても、執行猶予中に更に罪を犯して罰金に処せられると執行猶予が取り消され、言い渡しどおりの刑が執行されることになります(刑法26条の2)。

     
    今後二度と万引きをして逮捕されることがないように、然るべき医療機関などにもう一度よく相談してみる必要があるのではないでしょうか。

2014年01月07日 04時07分

投稿時の情報です。適法性については自身で確認のうえ、ご活用ください。

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