交通違反をしたら「聴聞通知書」がきた。これって何?

Legalus編集部さん 2015年04月24日

 レンタカーを借りて無免許だった彼氏に運転をさせてしまい、左折禁止のところを左折してしまい、警察につかまりました。公安委員会の行政処分課から聴聞通知書がとどき予定される不利益に「免許取消し処分」と書いてあるのですが、出頭しないと免許取消しになるのでしょうか?返信用のハガキが入っていて欠席しますのでそのまま審理してください、という内容で送った場合取消しになりますか?



(20代:女性)

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Legalus編集部

     交通違反等により累積点数が一定の基準に該当すると、運転免許の取消となる行政処分を受けることになりますが、その処分の前に、都道府県の公安委員会は「意見の聴取」を行います(これを「聴聞手続き」といいます。)。これは国等が、国民に不利益な処分を行う場合には、事前に本人から意見を開く場を設けなければならない、という法律によるものです(行政手続法13条1項1号ロ)。今回相談者のもとに届いた「聴聞通知書」もこの法律に基づくものです(同法15条参照)。

     この聴聞手続は、行政機関が、行政行為、決定をする場合に、相手方その他の関係人に意見を述べる機会を与えることによって、行政の判断が独断に陥ることが無いようにする趣旨としています。



     聴聞手続を利用する権利を放棄して欠席すると、予定されている行政処分を受け入れるという意思表示をしたことになります。ですので、返信用ハガキを欠席という内容で公安委員会に送付すると、予定されている行政処分がそのまま下されることになるでしょう。



     では、道路交通法に基づく行政処分に際して行われる聴聞手続において意見を述べれば必ず処分が軽減されるのでしょうか。

     道路交通法は、事故や違反を繰り返す危険な運転者を路上から排除して、道路交通の安全を確保することを目的にしています。ですので、酒気帯び運転など悪質な違反者については軽減の余地はないと考えられます。それ以外の違反についても、「緊急、やむを得ない等の特別な事情を証明する証拠」等が提出された場合などに軽減が認められることがごくまれにあるにすぎないようです。

     したがって、相談者が今回の違反を犯したことによほどの理由がある場合などは、その証拠を添えて聴聞手続に臨まれるとよいでしょう。

     なお、聴聞手続には代理人を出席させることも可能です(行政手続法16条)ので、どうしても都合のつかない時は代理人を選任されるとよいでしょう。この代理人には特に法曹資格等は必要ありません。

2015年04月24日

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