主債務者に支払能力があるのに、連帯保証人に請求してもいいの?

Legalus編集部さん 2014年01月07日

 知人は、中小企業の社長Aさんの連帯保証人になっています。
 Aさんの支払いが滞り、知人のもとにも督促状が届きました。知人は仕方なく、別の金融機関から借りて、返済してゆくことになりました。
 しかし、元々の債務者であるAさんは、全く罪悪感がありません。土地も財産もそのまま。生活スタイルもまったくかわらず、きりつめる様子はありません。その気になって金策すれば、十分返済が可能ではないかと、はたから見て思います。
 債権者は誰から回収しようがどうでもいいのでしょうが、納得できません。
 やはり連帯保証人だから仕方がないのでしょうか。

(20代前半:女性)

関連Q&A

求償権について

保証人・連帯保証人 2017年01月18日

民事再生手続き中の会社への求償権について 6年前に、会社が民事再生手続きの申し立てをしました。75%債権カットで合意、現在会社は順調に再生しています。 再生手続き前に、社長や役員が取引銀行等の連帯保証をしていたため、会社の民事再生(債...

公正証書のことについて教えてください。

保証人・連帯保証人 2017年01月11日

タクシー会社に勤務する友人から相談されました。会社から借金をしており、年利約15%で80万円ほど借りているそうです。毎月5万円の10回払いとの事。それを借りるにあたって同じ会社の人間に連帯保証人になってもらい公正証書を作成したそうです...

解決してない質問があれば、新しく質問を登録しましょう!

新しく質問する

Legalus編集部

     連帯保証人は、単なる保証人と異なり、債権者に対して、まず主債務者に請求してくれといったり(催告の抗弁民法452条)、まず主債務者の財産に執行するようにいったり(検索の抗弁民法453条)することができません(民法454条)。つまり、債権者はどちらに対して支払の請求をしてもよいことになります。
     したがって、債権者との関係では支払わなければならないということになります。

     もっとも、債権者の請求に応じて連帯保証人が全額を支払い、債務が消滅した場合には、保証人は主債務者に対してその支払った額について求償権を行使することができます(民法459条)。ですから、連帯保証人であるあなたの知人は主債務者であるAさんに対し、債権者に支払った金員を返還するよう請求することができます。
     Aさんの土地や財産に余剰がある様子であれば、保全(仮差押、仮処分)をすることや執行をすることも考えてみてください。

2014年01月07日

保証人・連帯保証人に強い弁護士

「相談に行ってよかった」 お客様にそう思ってもらえるよう、お客様のお話を丁寧に聞き、的確なアドバイスが出来るよ...

丁寧な説明を心がけています。

身の回りの法律トラブルの解決に積極的に取り組んでおります

解決してない質問があれば、新しく質問を登録しましょう!

新しく質問する
ページ
トップへ