元夫と負った借金の残額を一括返済するよう求められた!

Legalus編集部さん 2014年01月07日

 先月離婚しました。財産分与等については、現在協議中です。
 結婚中、土地を購入するために、元夫と、元夫の父親から借金しました。月々の返済は、2回ほど1、2週間遅れたことがありますが、約6年間、きちんと支払ってきました。
 ところが先日、元夫の父親から、残金を全額返せと請求がありました。できないならば、土地に抵当権を設定し、金利も見直して再契約したいとのことです。
 元夫の両親とは結婚中から折り合いが悪く、今回の要求も、その一環のような気がします。10月1日までに態度を決めて連絡しろと言ってきております。この申し出に応じなければならないのでしょうか?

(30代:女性)

関連Q&A

車輌ローンの連帯保証人で車輌を債務者から取り上げるには?

連帯債務 2016年12月15日

車輌ローンの連帯保証人をしており、債務者が支払い能力があり車輌も使用しております。 最近債務者の支払が滞っており、ローン会社より催促がきております。 債務者に電話しても出なく、家に行っても居留守を使われ内容証明を送っても戻ってきてしま...

親を破産させたいのですがどうすればよいでしょうか?

連帯債務 2016年05月27日

私は以前、親の肩代わりをした私名義の借金を背負い破産宣告を受け、今は銀行とのお付き合いもさせてもらえるようになりました。しかし、親の借金は私に内緒でまだあったのです。身に覚えがないのですが、私が連帯保証人になっているものもあります。 ...

解決してない質問があれば、新しく質問を登録しましょう!

新しく質問する

Legalus編集部

     元夫の父からした借金につき、あなたと元夫は連帯債務民法432条)を負っていると考えられます。
     連帯債務とは、たとえば、AとBが共同で事業を行うことを企画し、その立ち上げ準備のためにCから事業資金を借り入れるなどという、各債務者の債務が主観的に共同の目的で関係しているものをいいます。
     連帯債務においては、債務者は各自が、全部の給付をなすべき義務を負います。連帯して100万円借りたとすれば、各自が100万円全額について、返済する義務を負うのです。もっとも、他の債務者が支払い義務を免れるというわけではありません。連帯債務者の一人がした弁済は、連帯債務者間の求償の問題として解決されます(民法442条1項)。
     また、連帯債務者の一人についてのみ、保証債務を成立させることもできます。連帯債務者の一人だけに、担保として保証人が付くことも認められます。
     したがって、元夫の父はあなたに全額の返済を請求することができますし、元夫には担保がなくても、あなただけが担保の差し入れをするということも認められます。

     しかし、あなたは、分割払いで返済するという契約をしており、債務者として期限の利益民法136条)を有しています。期限の利益とは、契約で定められた期限までは弁済しなくても債務不履行とならない、という利益です。この利益は、債権者が勝手に奪ったり、内容を変更したりできるものではありません。
     債務者が破産したときや、担保を壊したり減少させたりしたときなどは、債務者は期限の利益を喪失するため(民法137条)、ただちに全額を弁済しなければなりません。
     しかし、今回はそういう事情もないようですから、元夫の父の主張は認められません。したがって、あなたは申し出に応じることなく、当初の契約通り、債務を履行すればよいのです。

2014年01月07日

連帯債務に強い弁護士

「相談に行ってよかった」 お客様にそう思ってもらえるよう、お客様のお話を丁寧に聞き、的確なアドバイスが出来るよ...

お客様の状況に応じた解決策をご提案致します。

丁寧な説明を心がけています。

解決してない質問があれば、新しく質問を登録しましょう!

新しく質問する
ページ
トップへ