債権者名簿って何?

Legalus編集部さん 2015年07月16日

 債権者名簿って何ですか?

 自己破産の際に債権者名簿に記入漏れがあった場合、法人であっても個人であっても借金を払わないといけないんですか?



(20代:男性)

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Legalus編集部

     免責許可の申立てをするには、最高裁判所規則で定める事項を記載した債権者名簿を提出しなければなりません(破産法248条3項)。なお、破産手続きの申立て時に作成しなければならない債権者の一覧表(破産法20条2項)が、この債権者名簿とみなされます(破産法248条5項)。



     以上より、債権者名簿とは、破産手続きの申立て時及び免責の申立て時に作成される、債権者の一覧表をさすことになります(破産法20条2項248条3項)。



     次に、債権者名簿の記入漏れの効果について説明します。



     裁判所が 破産決定をし、その後、免責決定をすると、破産者は債務の支払義務を免除されます(破産法 253 条1項)。

     しかし、「債権者が破産宣告を知っている場合を除き、破産者が知っていながら裁判所に提出する債権者名簿に載せなかった債権者に対する債務」は例外的に免責されません(同6号)。



     したがって、破産者が債権者であると知っているのにあえて債権者名簿に記載しなかった場合は、免責を受けることができず、債権者から請求があれば債務を支払わなければなりません。



     また、破産者が過失により債権者名簿に記載しなかった債権は免責されません(東京地裁平成14年2月27日判決)が、破産者が債権の存在を失念して債権者名簿に債権を記載しなかった場合でも、過失が認められないときにはその債権は免責されます(東京地裁平成15年6月24日)。



     したがって、故意に記載しなかった場合だけでなく、記載しなかったことに過失が認められた場合も免責を受けることができません。よって、この場合も債権者から請求があれば債務を支払わなければなりません。



     そして、法は免責について、特に法人と個人で差を設けていません。

     したがって、債権者名簿に故意または有過失で記載しなかった債権者には、法人・個人の違いなく、債務を弁済する必要があると考えられます。

2015年07月16日

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