個人からお金を借りたら取立てがひどかった

Legalus編集部さん 2015年03月16日

 個人間の借金トラブルでのご相談です。個人から25万円を貸してもらいました。借りた日から返済期日まで半月も無く、期日に一括返済が難しかったので、貸し主へ期日延長と分割返済のお願いを申し出たところ、「体を売れ」「俺の所で働け」「お前は俺達に何をされても逆らえない」等の話をされました。貸し主は売春斡旋をしている人らしく、俺の所で働けないなら利子が発生する。12月10日に借りて1月4日現在の利子が85750円と言われました。実家にも来られて、勤務先にも電話が来て、怖くて仕事にも行けません。何か解決策はございませんでしょうか?



(20代:女性)

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Legalus編集部

     今回の相談の貸主は出資法違反を犯していると考えられますので、ますは警察に相談されるとよいでしょう。

     出資法5条1項は、金銭の貸付けを行う者が、年109.5パーセントを超える割合による利息の契約をしたときは、5年以下の懲役若しくは1000万円以下の罰金に処し、又はこれを併科するとしています。

     今回相談者が貸主から要求された利息は2011年12月10日から2012年1月4日までの26日間で85,750円であり、年利に換算すると約4800%もの法外な利息です。これは出資法の定める年利109.5%を超える利息であり同法に違反します。

     また、今回の貸主の返済を求める態様は恐喝罪、脅迫罪及び強要罪にあたる可能性もあります。

     ですので、一度警察に相談されるとよいでしょう。



     また、年109.5%を超える利息での貸付契約を行った場合には、当該契約は公序良俗民法90条)に反し、無効です。したがって、利息については一切支払う必要はありません。

     さらに、今回のように出資法の制限金利を大幅に超えるようなケースでは、貸付け自体が違法行為であるといえます。このような場合、既に返済した金銭の返還を求めることができるほか、手元に残っている借りた金銭についても、不法原因給付民法708条)となり、返還の義務がないという主張も可能です。



     なお、なっとく法律相談「個人のお金の貸し借りにも利息制限法の適用はある?」も参考にしてみてください。

2015年03月16日

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