知人に貸したお金(金銭債権)を第三者に引き受けてもらいたい!

User image 1 匿名ユーザーさん 2014年01月07日 04時10分

 知人にお金を貸しています。公正証書にして800万円貸し、月々10万円返済することになっています。

 そのうち10回は返済され、残額は700万円になりましたが、11回目の返済が遅れています。私もその一部を第三者から借りているので、返済が滞ると困るのです。

 こういう金銭債権を引き受けてもらえるところはあるのでしょうか。金額は安くてもかまわないのですが・・・

(40代:男性)

匿名弁護士

     金銭債権財産権であるため、第三者に譲渡することができます(民法467条)。債務者の承諾は必要ありませんから、譲受人がいるならば、知人に断りなく債権を譲渡することができるのです。

     しかし、返済の滞った債権を買ってくれる人を探すのは困難です。そもそも、取立てが難しいからこそ人に譲ってしまおうとも思われるのですから、そのような債権を買ってくれる人がいたとしても、安く買い叩かれてしまうことでしょう。


     本件では公正証書が作成してあるということですから、債務者に財産があれば、それに強制執行をかけることが考えられます。

     本来、債権者が債務者の財産にかかっていくには、債務名義が必要です。債務名義とは、強制執行によって実現されるべき債権の存在と範囲を公的に証明した文書です。たとえば、裁判所の確定判決調停調書和解調書認諾調書執行証書などが債務名義となります。この「執行証書」というのが、公正証書です。

     執行機関は、迅速確実な執行のために、債権の存否内容についての判断は下しません。それは他の公的機関に任せるのですが、その証明が債務名義というわけです。

     ただ、執行を申し立ててから債務の実現を得るまでには、それなりの手間と時間がかかるのが難点です。

     そこで、あなたの債権者と話し合って、知人に対する債権で代物弁済民法482条)することを承諾してもらう方法が考えられます。要するに、知人に対する債権を渡して、あなたは債務から免れるのです。

     代物弁済は代わりになるものを提供して弁済に代えるという方法なので、本来的な弁済ではありません。したがって、債権者の承諾が必要です。

     しかし、公正証書が作成してある債権なら、あなたの債権者は応じてくれる可能性があります。


     二つの方法のいずれを選択するかは、知人の財産の有無、あなたの負っている債務の額や利率などによります。状況をよく見極めることが必要です。

2014年01月07日 04時10分

投稿時の情報です。適法性については自身で確認のうえ、ご活用ください。

関連Q&A

兄の債務を支払いたくない。

借金返済 2017年07月27日

債務者である兄が2年前に自己破産し、連帯保証人である父は5年前に他界し、その相続人である私に債権者から先月、支払請求がきました。 自己破産時に兄から、父が連帯保証人であることは知らされていませんでした。 私としては兄の身勝手さから、感...

主人の親が19年前くらいに会社から借りていたお金をかえせと急に言われました

借金返済 2017年07月26日

私の主人が主人の両親から借りたお金についての返済義務について相談させて下さい。 私と主人は18年前に結婚しましたが、それより約1年くらい前(今から19年くらい前)に主人が勤めていた会社に不利益を与え、損害賠償するために主人の両親が立替...

問題は解決しましたか?

弁護士を検索して問い合わせる

弁護士Q&Aに質問を投稿する

投稿する

借金返済に強い弁護士

【秘密厳守】【初回相談30分無料】【夜間土日対応可】一人で悩まず相談してください。必ずあなたの力になります。

どんなお悩みでもお気軽にご相談ください。弁護士があなたのお悩みを解決します。

【Legalusからのご相談は初回無料】元検事の刑事事件に強い弁護士です。

丁寧な対応と、温かく親しみやすい雰囲気でお迎えすることを心がけております。

ページ
トップへ