契約書に計算ミスがあったらどうなる?

Legalus編集部さん 2014年05月20日

 契約書の返済方法の計算式に記入ミスがあり、ミスのままの計算式でいくと、返済金額が0円となります。その契約書は有効でしょうか? 本来のミスのない計算方法で返済すべきなのでしょうか?


(50代:男性)

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Legalus編集部

     当事者間の合意が、どのようなものであったかによります。


     契約が有効に成立していて、当事者が明確に合意していても、合意の内容が不明確であり、意味がはっきりしない場合があります。

     
    このような場合、当事者が意図したことは何であるかにより解釈することになります。

     
    その際、表意者の内心の意思を探求するか(意思主義)、表示された言葉の客観的な意味を探求するのか(表示主義)で、基本的な解釈態度が分かれます。

     
    かつては表示主義が有力でしたが、最近では、まず当事者間で合致していた内心の意思を基準にすべきだとする「意思主義」が有力となっています。


     ご相談の場合、契約書(おそらく金銭消費貸借契約書)の返済方法に記入ミスがあり、ミスのままの計算式でいくと、返済金額が0円になるということです。

    しかし、金銭消費貸借契約書における契約書は、あくまでも両者の合意を明確にするためのものに過ぎません。契約書に不明確な点があれば、両者の合意がどのようなものであったかにより判断するべきです(意思主義)。


     そうすると、両者の合意として、返済金額が0円となるような契約をしていたのでない限り、契約書よりも両者の合意が優先すると考えるのが妥当でしょう。


     よって、本契約書は、計算ミスの部分については無効となると考えられます。あなたは、本来のミスのない計算方法により、返済するべきでしょう。

2014年05月20日

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