母の再婚相手に対する扶養義務はある?

Legalus編集部さん 2014年05月13日

 私の母は父と離婚後、再婚しました。母が亡くなった後、この再婚相手を扶養する義務はあるのでしょうか? 母が再婚したときには、私はすでに独立しており、特段世話になったわけではないし、人間的にも好きになれないのですが。

(30代前半:男性)

関連Q&A

支払われなかった期間を遡って養育費を請求できる?

養育費 2016年03月18日

私には、息子が一人います。離婚の際に息子を私が引き取ることにし、養育費を請求したのですが、子供との面接権を拒否したら、「会わせてもらえないなら払わない」と言われ、そのままになってしまいました。子供も大きくなり、教育費もかかるため、離婚...

生活保護を受けると養育費の支払い義務は無いの?

養育費 2016年02月09日

生活保護受給者に認知した子供の養育費の支払いを求めることはできないのでしょうか? 元夫と離婚後、私は1人で子供を育てています。元夫に子供の養育費を支払うように求めても、「生活保護受給者は支払い能力が無いので、養育費を裁判で請求しても、...

解決してない質問があれば、新しく質問を登録しましょう!

新しく質問する

Legalus編集部

     扶養義務は、原則として、直系血族および兄弟姉妹が互いに負うとされています(民法877条1項)。

     直系血族とは、親子、祖父母と孫のような関係をいい、親子の場合は、実親子だけでなく、養親子の場合も含みます。また、子が嫡出子でも非嫡出子でも構いません。
     ただし、あなたと母の再婚後の夫とは、養子縁組をしない限り親子ではありません。

     以上からすると、継親・継子の関係に立つあなたのケースでは、扶養義務を負わないとも思われます。

     しかし、民法は、家庭裁判所は、特別の事情があるときは、直系血族および兄弟姉妹以外の三親等以内の親族に扶養義務を負わせることができるとしています(同条2項)。

     継親・継子の関係は、姻族一親等の関係にありますから、これによると裁判所の裁量で扶養義務を負わせることも可能です。
     ただ、「特別の事情」とは、扶養義務者が要扶養者から以前に長期間にわたって扶養されていたとか、単独相続によって扶養義務者が要扶養者の住んでいた家屋を取得した結果、要扶養者に行くべき家もなく、資産も使い果たしてしまったといったよくよくの事情がある場合をいい、単に要扶養者が困窮し、他に扶養能力のある親族がいないというだけでは足りないとされています。
     また、姻族関係終了届を市町村役場に提出すると、姻族関係は消滅するため(民法728条2項・戸籍法96条)、裁判所はあなたに扶養義務を負わせることができなくなります。

     なお、あなたと再婚相手が養子縁組した場合には、血族関係が生じますから、扶養義務が発生することになります。

2014年05月13日

養育費に強い弁護士

【堺市】南海本線堺駅すぐ

お客様一人一人に会った解決方法をご提案します

身の回りの法律トラブルの解決に積極的に取り組んでおります

依頼者の一番の味方となり、ベストな解決を目指します。まずはお気軽にご相談ください。

解決してない質問があれば、新しく質問を登録しましょう!

新しく質問する
ページ
トップへ