既婚男性と1回キスをしただけで慰謝料請求されましたが支払うべき?

Legalus編集部さん 2016年03月01日

 既婚男性と酔った席で1度だけキスしました。ふざけて撮った写真を奥様にみつかり、スマホのメッセージのやりとりも見られました。

 しかし、肉体関係はもちろんなく、結婚生活の不満を、度々メッセージで聞いてはたしなめるというやりとりでした。奥様との結婚生活は既に家庭内別居状態で、でも私は離婚をあおるようなことも言わず、「頑張りなさい」と書いていました。

 しかし、それまで散々旦那さまを虐げていた奥様は、この画像とメッセージのやり取りを見て怒り心頭。私に30万円の慰謝料を要求してきました。旦那さまと私は普段会うこともなく、とても交際しているなどといえる関係でもありません。しかし、奥様を傷つけてしまったことは確かですので、謝罪はしなければと思います。この際、この慰謝料は妥当な金額といえますか?



(40代:男性)

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Legalus編集部

     いわゆる不倫や浮気を理由として慰謝料請求を行う場合、民法上に規定される「不法行為に基づく損害賠償請求」(民法709条)を活用するのが一般的です。



     これは、権利侵害の結果、損害を発生した場合、権利侵害と因果関係を持つ損害について相手方に賠償請求をしうる制度です。

     不倫や浮気などの場合における権利とは「平穏な婚姻生活を送る権利」などであると考えられています。



     なお、特に民法770条各号では、離婚原因についての言及があります。

     特に不倫や浮気の慰謝料請求の場面では「不貞な行為があったとき」か「婚姻を継続しがたい重大な事由があるとき」という部分が重要です。この基準をもとに、平穏な婚姻生活を害したかということを判断するという運用がなされています。



     具体的には、不倫や浮気における慰謝料請求では、基本的に「不貞行為=姦通(いわゆるセックス)」が必要であると考えられています。

     もっとも、不貞行為と同等の婚姻生活を害する行為があれば、それも不貞行為ととらえる場合がありえます。



     では、こうした判断基準をもとに、今回のご相談事例を考えてみたいと思います。



     まず、ご相談者様は男性であり、同性愛者だと拝察いたします。そうであるならば、そもそも姦通ということは想定しづらいですが、それと同等の婚姻生活を害する行為があれば不法行為が成立することになります。



     しかし、ご相談内容を拝察すると、酒席でキスを1回した程度であり、しかも、頻繁に会っていないなど、接触の頻度は少なく、密度も濃いものではありません。スマホ上でのメッセージのやり取りも踏み込んだ内容ではないなど、不貞行為と同等の行為とは評価しえないものと考えます。



     したがって、仮に相手方が訴訟提起をした場合に、慰謝料を支払えという結論にはならないのではないかと考えます。

     そのため、基本的には慰謝料を支払わないというスタンスで、相手方に対して謝罪のみを行い(場合によっては男性との接触をしないようにするなどの約束をする)、穏便に許してもらうことが望ましいのではないかと思います。



     相手が強硬な手段に出たり、執拗に慰謝料請求を行ってきたなど、こじれてきた場合には、交渉を弁護士などの専門家に依頼されるというのも一つの方法ではあります。

     ひとまずは謝罪を尽くしてみてはいかがでしょうか?

2016年03月01日

不倫・不貞・浮気に強い弁護士

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