電話を盗聴する夫に耐えられない!

User image 1 匿名ユーザーさん 2015年07月17日 02時28分

 先日、夫が自宅の電話を盗聴していることが判明しました。
 私にはメールや電話で話をする男友達がいるのですが、どうやらその人との事を疑ったようです。彼とは古くからの気の合う友人というだけで、もちろん異性関係というものはありません。
 自分の妻さえ信じられず非常識で猜疑的な行為に及ぶ夫と、この先夫婦として家庭生活を維持していくことなど、考えられません。ぜひ離婚をしたいと考えていますが、可能でしょうか?


(30代:女性)

匿名弁護士

     盗聴尾行は、一般に正当な理由なく行われるときは、プライバシーを侵害する悪質な行為です。しかし、正当な理由や疑いがあってなされる場合は、不法行為とはいえないことがあります。

     たとえば、どちらかに異性との深い関係が疑われるような状況がある場合には、その夫(妻)は夫婦間の貞操義務民法770条1項1号参照)に違反している可能性があるわけですから、相手が真実を知ろうとし証拠を集めようとする行為を不当であると主張することはできません。

     しかし、そのような事情がないのに全く聞く耳を持たなかったり、病的に嫉妬深いという場合などでは、「夫婦生活を継続しがたい重大な理由」(同条5号)があるとして、離婚原因と認められる可能性はあります。ただし、盗聴や尾行が一時的な行為にとどまり、しかも本人が反省して繰り返さないことを誓っているような場合には、協議して離婚することは格別、裁判上認められるかどうかは難しいところです。



     調停で離婚が成立せず裁判を起こす場合には、夫の行為の裏付けを取っておくことです。盗聴器や、盗聴検査の結果、その他行為の事実があったことの証拠となるようなものなら構いません。
     離婚することになれば、その原因となる行為をした夫(妻)に慰謝料を請求することができます。法律上は、離婚にまで至らなくても損害賠償を請求することはできるのですが、現実には離婚までいかないと話はまとまらないと思われます。


     では、異性関係が原因ではないのに、相手の私的な領域に関心を持つこと自体はどうでしょうか。
     もちろん、夫婦間であってもプライバシーは成立しますし、ないがしろにされがちであるからこそ、互いに尊重するよう努力しなければなりません。しかし、夫婦は同じ屋根の下で協力扶助すべく生活しているのですから、他人との間に考えられるプライバシーと同等のものを要求することはできないというべきでしょう。

2015年07月17日 02時28分

投稿時の情報です。適法性については自身で確認のうえ、ご活用ください。

関連Q&A

金銭トラブルについて

原因・理由 2017年06月01日

交際相手に約200万円貸しました。先日交際相手からの暴力により交際相手が逮捕になりましたが、その時に兄貴分と言われる人が出てきて、借金を返す代わりに示談してほしいと、法律事務所の中で示談書を作成し、すぐ釈放になりました。 釈放したとた...

夫婦で離婚を考えはじめています。パート代を子供名義にいれても財産分与でとられてしまうのか

原因・理由 2017年05月09日

夫婦で離婚を考えはじめています。お酒に酔っては女性にだらしない主人にうんざりです。主人が作った借金を、私のパート代も含め返済にあてているため、夫婦の貯金は殆どありません。子供の事を考え、少しでも貯金を今からしたいのですが、私のパート代...

問題は解決しましたか?

弁護士を検索して問い合わせる

弁護士Q&Aに質問を投稿する

投稿する

原因・理由に強い弁護士

【電話でのご相談も可能です】些細な悩みでもまずはご相談ください。女性視点でお話を伺います。

お話ししやすい雰囲気の中で、ご依頼者様のお話をじっくりとお聞きします。

相談したくなる弁護士

【堺市】南海本線堺駅すぐ

【初回法律相談無料】一人で悩まずご相談ください。全力で向き合い解決に導きます。

【秘密厳守】【初回相談30分無料】【夜間土日対応可】一人で悩まず相談してください。必ずあなたの力になります。

ページ
トップへ