離婚と慰謝料の関係は?

Legalus編集部さん 2014年01月07日

 夫の不倫により離婚したいと言われています。夫はとにかく早く離婚して相手の女性と結婚したいようで、当初渋っていた慰謝料に関しても一括で支払うという方向にいきそうです。

 ただ、私はまだ離婚に関しては納得していないので、今の段階では慰謝料をもらうつもりはありません。現時点で慰謝料を受け取らない事で私に何か不利益は生じますか?



(40代:女性)

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Legalus編集部

     まだ離婚をされていない場合には、相談者が慰謝料を受け取らないことによって不利益を受けることはないと考えられます。



     離婚時の金銭の精算において「慰謝料」という言葉をよく聞きますが、この言葉は「財産分与」の意味で使われていることがしばしばあります。

     財産分与とは、夫婦が婚姻中に協力して蓄積した財産を清算することです。慰謝料とは一方配偶者が不倫をした場合などに、他方配偶者が受けた精神的ダメージに対して支払われる賠償金のことです。もっとも、財産分与の算定の際に慰謝料を含めることも可能とされています(最判昭和46年7月23日)。つまり、両者を別々に請求することもできるし、同時に請求することもできるということです。

     この財産分与と慰謝料の違いはそれを行使できる期間にあります。つまり、財産分与は離婚時から2年間(民法768条2項)、慰謝料請求は離婚時から3年間(同724条)行使することができます。詳しくは、なっとく法律相談「離婚による慰謝料と財産分与の時効について」をご覧ください。



     相談者が財産分与の意味で慰謝料と言っておられるのであれば、離婚をされた時から2年以内に財産分与を請求される必要があります。また、ご主人が不倫されたことに対する精神的損害を賠償して欲しいという意味での慰謝料であるなら離婚された時から3年以内に請求される必要があります。

     もっとも、両者とも「離婚時から」の期間ですので、未だ離婚されていない場合は請求における時間的制約を気にする必要はないでしょう。

     なお、一般的に不貞行為をした配偶者から離婚を求められた場合、「離婚届けにハンコを押すこと」は慰謝料交渉を有利に進める手段として使われることが多いようです。ただ、相談者は離婚自体に納得されておられない(慰謝料の額に納得していないということではない)ようなので、もう一度ご主人と話し合ってみてはいかがでしょうか。

2014年01月07日

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