子供がいじめの被害に!関係者にはどのような要求ができる?

Legalus編集部さん 2015年04月21日

中学2年生の息子が、学校で同級生の男子からいじめを受けているようです。

学校や同級生の男子の親には、注意してもらうように伝えてありますが、全く改善しません。学校や同級生の親に対して、どのような要求ができるのでしょうか。


(年齢不詳:性別不明)

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Legalus編集部

     いじめは、心と身体を傷つける、重大な人権侵害です。

     
    いじめの相手の保護者は、子供に対する監督義務がありますし、教師や学校は、当然いじめを防止する義務があります。


     まずは、お子様から聞きだした話を前提にして、いじめの相手や教師と、納得がいくまで話し合いを重ねて、これらの義務を果たしてもらうよう要求するべきでしょう。

     
    とくに、教師や学校は、子供や保護者などからていねいに事情を聞き、生徒に指導をして、いじめを受けている子供の生命や身体などの安全確保につとめる等、事実に即した適切な対処を行う義務があります。

     
    それでも相手の保護者や学校の対応が不十分であるようなら、教育委員会や児童相談所などの公的機関に相談してみるのも効果がある場合があると思います。

    このように法的な手続きをとらずに解決するのがよろしいかと思います。


     法律的には、相手側の対応が不十分である場合はもちろん、対応の結果いじめが収まった場合であっても、相手の保護者に対して、子供の監督義務違反を法的根拠にして、民法709条に基づく損害賠償を請求することも考えられます。

     
    その際には、恐喝などで金銭的・物質的損害を被った場合に限らず、被害者の子供の受けた精神的損害についても請求ができます(民法709条)。

     
    教師に対しては、いじめを防止する義務違反(民法709条)、学校に対しては使用者責任民法715条・公立学校の場合は国家賠償法1条)があるとして、損害賠償を請求することも考えられます。

     
    もっとも、いずれの場合もいじめがあったことの立証責任はこちら側にあるので、いじめの事実を、裁判官にわかるように客観的に立証できるようにしなければなりません。

     
    裁判になったときのためにも、いじめを受けたときの医師の診断書や、写真、メール、詳細な日記などを証拠として保管しておくことが賢明であると考えられます。


     いじめを受けたお子様の心のケアを第一にしつつも、今後いじめが根絶するための方策として、以上のような方法を検討してみてはいかがでしょうか。

2015年04月21日

いじめに強い弁護士

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