かつて被差別部落の出身であったことは分かる?

User image 1 匿名ユーザーさん 2014年10月01日 03時55分

 私はいわゆる部落出身者です。主人には結婚前に話をしましたが、関係ないよと言われました。私達が結婚することにより、主人の家族・親戚が部落に入ると親に聞かされましたが、主人は黙っていれば良いと言い、結婚しました。戸籍抄本か謄本で分かってしまうそうですが、10年経った今でも今の所ばれていません。一生隠し通すのは無理なのでしょうか?



(年代不詳:女性)

匿名弁護士

 現在の戸籍制度の下では、かつて被差別部落の出身であったことは、容易には判明しないでしょう。



 明治5年施行の戸籍法に基づいて編製された戸籍に、「壬申戸籍」(じんしんこせき)というものがあります。

 壬申戸籍では、皇族、華族、士族、僧、尼、平民等が別個に集計されました。このとき、被差別部落民は賎民解放令に基づき、平民として編入されましたが、一部地域の戸籍には新平民や、元穢多、元非人等と記載されたりしたようです。

 ただ、現在においてこの壬申戸籍は、行政文書にあたらないとされており、閲覧することは不可能です。昭和45年ごろまでは、各役所で、本籍地や戸主名がわかれば誰のものでも取得できたようですが、悪用される場合もあったため、現在では法務局に厳重保管され、閲覧することはできません。

 そのため、この壬申戸籍が家に残っていて、それを見られたような場合以外、壬申戸籍から、かつて被差別部落の出身であったことは、およそ判明しないでしょう。



 また、現在の戸籍制度でも、あなたの祖先の出身地をさかのぼって調べていき、なおかつ被差別部落と呼ばれている地域出身かどうかを照合しない限り、被差別部落出身であったことは、およそ判明しないでしょう。

 戸籍謄本・抄本の請求には、請求理由を明らかにしなければならず、不当な目的による請求の場合は、市町村は請求を拒むことができるので(戸籍法10条の2)、容易には判明しないと考えられます。



 なお、「私達が結婚することにより、主人の家族・親戚が部落に入る」と親御さんに聞かされたとのことですが、法律上はあり得ないことですし、事実上も、被差別部落出身であることによる差別を撤廃する方向にある現在においては考えにくいといえます。

2014年10月01日 03時55分

投稿時の情報です。適法性については自身で確認のうえ、ご活用ください。

関連Q&A

妻が不倫相手の子供を妊娠しました。出生届を提出する際、父親欄を空欄で提出したら戸籍上どうなるのでしょうか?

戸籍 2017年11月15日

妻が不倫相手の子供を妊娠しました。 離婚する気はありません。 出生届を提出する際、父親欄を空欄で提出したら戸籍上どうなるのでしょうか? それとも、空欄では申請不備となり受理されませんか? また、出生届を提出しなかった場合、子供は戸籍が...

自分の子供ではなかった

戸籍 2017年11月05日

もうすぐ3才になる息子がいます。 だんだんと大きくなり、顔付きが自分と違うと違和感を覚えました。実家にいる両親も何となく感じていたようです。妻には内緒でDNA鑑定をしたところ、自分の子供ではないと判明しました。 正直できちゃった婚だっ...

認知について

戸籍 2017年10月25日

数ヶ月前に胎児認知の認知届を提出しました。 行く行くは養育費も支払う予定です。 そこで質問させてください。 出産前に母体に何かあった時に、 胎児認知した場合何かしないといけないのか、 どこまで責任能力が問われるのでしょうか? 責任能力...

母親側の旧姓に戻りたい

戸籍 2017年09月03日

私の両親は幼い頃に離婚し、10年程経ってから再婚しています。 再婚した当初から19歳になった今でも苗字の違いに違和感を感じていました。 両親が離婚をしていない場合であっても、本人の希望で旧姓に戻すことは可能でしょうか? もし可能であれ...

問題は解決しましたか?

弁護士を検索して問い合わせる

弁護士Q&Aに質問を投稿する

戸籍に強い弁護士

【弁護士携帯070-2627-6876。LINE:bengoshisaito】示談・不倫・離婚男女問題実績多数...

お客様一人一人にあった解決方法をご提案します

【初回相談無料】【土日・夜間相談可】【出張相談可】あなたの不安や悩み、まずはお話だけでもお聞かせください。

【初回相談無料】【当日・夜間・休日・電話相談可】【24時間メール予約】弁護士がこれまでの経験とノウハウを駆使し...

【関内駅徒歩4分】【馬車道駅徒歩4分】【初回相談無料】【当日・翌日相談対応可能】ひとりひとりと向き合い、解決ま...

【初回相談30分無料】解決内容を納得していただけるようなご説明と打ち合わせを心がけています

ページ
トップへ