かつて被差別部落の出身であったことは分かる?

Legalus編集部さん 2014年10月01日

 私はいわゆる部落出身者です。主人には結婚前に話をしましたが、関係ないよと言われました。私達が結婚することにより、主人の家族・親戚が部落に入ると親に聞かされましたが、主人は黙っていれば良いと言い、結婚しました。戸籍抄本か謄本で分かってしまうそうですが、10年経った今でも今の所ばれていません。一生隠し通すのは無理なのでしょうか?



(年代不詳:女性)

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Legalus編集部

     現在の戸籍制度の下では、かつて被差別部落の出身であったことは、容易には判明しないでしょう。



     明治5年施行の戸籍法に基づいて編製された戸籍に、「壬申戸籍」(じんしんこせき)というものがあります。

     壬申戸籍では、皇族、華族、士族、僧、尼、平民等が別個に集計されました。このとき、被差別部落民は賎民解放令に基づき、平民として編入されましたが、一部地域の戸籍には新平民や、元穢多、元非人等と記載されたりしたようです。

     ただ、現在においてこの壬申戸籍は、行政文書にあたらないとされており、閲覧することは不可能です。昭和45年ごろまでは、各役所で、本籍地や戸主名がわかれば誰のものでも取得できたようですが、悪用される場合もあったため、現在では法務局に厳重保管され、閲覧することはできません。

     そのため、この壬申戸籍が家に残っていて、それを見られたような場合以外、壬申戸籍から、かつて被差別部落の出身であったことは、およそ判明しないでしょう。



     また、現在の戸籍制度でも、あなたの祖先の出身地をさかのぼって調べていき、なおかつ被差別部落と呼ばれている地域出身かどうかを照合しない限り、被差別部落出身であったことは、およそ判明しないでしょう。

     戸籍謄本・抄本の請求には、請求理由を明らかにしなければならず、不当な目的による請求の場合は、市町村は請求を拒むことができるので(戸籍法10条の2)、容易には判明しないと考えられます。



     なお、「私達が結婚することにより、主人の家族・親戚が部落に入る」と親御さんに聞かされたとのことですが、法律上はあり得ないことですし、事実上も、被差別部落出身であることによる差別を撤廃する方向にある現在においては考えにくいといえます。

2014年10月01日

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