後見人は、被後見人の予防接種に同意できる?
[投稿日] 2014年01月13日 [最終更新日] 2016年10月28日
成年後見人を得意としている弁護士
更新時の情報をもとに執筆しています。適法性については自身で確認のうえ、ご活用ください。
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Aは成年後見制度により、重い認知証であるBの後見人となりました。AがBにインフルエンザの予防接種を受けさせたいと考えた場合、Aにはインフルエンザの予防接種に同意する法的な権限があるでしょうか。
後見人には、本人が判断能力を欠いた時に裁判所が選任する成年後見人(民法第7条)と、本人が判断能力のある間に判断能力が不十分になった場合に備えて選任する任意後見人の2種類があり、後見人は(1)財産管理という金銭面(同法第859条)だけではなく、(2)本人の心身や生活状態まで幅広く見守る身上看護の義務を負います(同法第858条)。