個人民事再生と、親族間での借金(借用書)について。

User image 1 1258さん 2016年12月16日 02時05分

先日、父が自分の父親(僕の祖父)のお金を
勝手に使い込んでいたことがわかりました。

金額は総額約1000万です。
ほかに金融機関からの借り入れが1000万ほど。合計2000万。

それで、家を手放さないために家のローンを残す民事再生をするつもりのようですが、費用がないのか正式に依頼はしてないと思います。

祖父は高齢で認知症を患っていて施設にいます。字も書けません。

父には兄弟が3人おりまして、その兄弟たちから借用書を求められているようです。
(使い込んだのは数年前からのようで遡って書けということでしょう)
その借用書には僕と、僕の姉の名前が保証人として書かれていました。
父からは保証人について何の相談も受けていません。(もちろん僕のサイン欄は空欄です。)

お伺いしたいのは、
1、一般的に、親族間の借金でも保証人は必要なのでしょうか? 

2、現在、父は住宅ローン支払い中(残額1000万)であるが、
親族間の借金にローン残額アリの実家を担保にできますか?
(僕としては、僕は妻子ある身なので保証人は避けたいです。
ただ、保証人ナシで父の兄弟が納得しないなら実家を担保にしろ、と父に言いたいので)

3、祖父が亡くなった場合、債権は父の兄弟に引き継がれるのですか?
(父がお金を使い込まなければ、兄弟みんなで分けたであろう遺産であるので。
祖父が亡くなったら、おじ達に返済することになるのでしょうか?)

4、僕が保証人になり、父が万が一払えなくなった場合、僕も払わなかったら、
兄弟たちは法的な手段を使って僕や父に取り立てることは可能なのですか?

5、民事再生の手続き中に特定の債権者(祖父)に支払いをするのは
禁止されていると思うのですが、実際、支払いをした場合どのような事態になることが考えられますか?
それとも相手が個人だとなんとなく流れてしまうのでしょうか。

6、僕は現在年収350万程度です(額面)
そんな僕が総額1000万(借用書は数枚あります)の借金の保証人として成り立つのですか?
ちなみに僕と一緒に保証人にされそうな姉の年収は450万くらいだと思います。

長くなりましたが、どなたか法律にお詳しい方、どうか回答をお願いいたします。僕は保証人になりたくないし、父に現実を教えたいのです。よろしくおねがいいたします。

1.保証人が必要か否かは債権者の判断ですので、親族間でも「保証人を付けないなら貸さない」となる可能性はあります。社会常識はともかく、一律に禁止はされていません。

2.お父様が既に債務の支払いが困難な状態であり、民事再生申立てを予定している場合、財産価値保全義務があります。
 上記担保権設定行為は財産の毀損行為として、①裁判所が選任した監督委員に否認される可能性が高いとともに(民事再生法56条、127条の3)、②再生計画案の決議において否決の方向に働く(同法172条の3)可能性があります。

3.お祖父様が亡くなられた場合、当該債権は法定相続分に応じて分割相続されます。ただし、お父様の法定相続分については混同により消滅します(民法520条)。

4.保証人には「付従性」といって、あくまで主債務者が支払わないことが前提となります。したがって、お父様が支払いを続けていれば直ちに法的手続には移行しませんが、お父様が支払いを怠った場合、ご相談者様を含めて法的手続に移行する可能性があります。

5.上記2で述べたのと同様、監督委員による否認や再生計画案の否決の可能性があります。また、仮に破産に移行した場合、免責不許可事由に当たる可能性があります(破産法252条1項1号ないし3号)。

6.保証人については、「弁済の資力を有すること」が要件とされます(民法450条1項2号)。貸金業者の場合は、貸金業法で年収の3分の1までに制限されていますが、住宅ローン等の場合も年収の数倍になるため、一概には言えません。
 本件ではお父様が民事再生申立てを予定しており、期限の利益を喪失してご相談者様に現実に一括払いの請求を行なう可能性が高い点等も踏まえると、公序良俗違反による無効(民法90条)とする余地がないとはいえません。

2016年12月16日 09時43分

恐れ入りますが、質問が多岐にわたるので、弁護士と直接相談の上、話された方がよいと思います。

2016年12月16日 10時28分

1 親族間といえども債務の性質によっては保証人を求める場合もありますが、ケースバイケースと言えます。
  今回はお父様がご親族から1000万円の不当利得返還請求を受けている中で、とても一人では返還できないだろうと いうことで、あなたやあなたのお姉さまに保証人になるよう求めているわけです。
  ただ保証人になるということは、お父様と同じ返還義務を引き受けることになりますから、慎重に検討された方がよい です。
2 自宅にお父様が担保設定することは自由ですが、住宅ローン以外の債務について第二抵当権を設定した場合は、個人再 生手続きの申立てが無意味になります。つまり、住宅資金特別条項を盛り込んで住宅ローンを支払いながら(家を手放さ ないよう守りながら)、他の債務を圧縮するのが個人再生手続ですが、住宅ローン以外の第二抵当権が設定されていると きは、住宅資金特別条項が用いられないからです。

3 祖父が有している債権は、各自の法定相続分に応じて、相続人に引き継がれます。

4 あなたが保証人になった場合は、お父様が個人再生手続をとって負債を圧縮できても、あなたは全額を支払う義務があ り、支払えなくなった場合は、あなたへの取立てがなされます。

5 個人再生手続については、各債権者が再生債権を届け出しますから、祖父(あるいは相続人)から届け出があり、再生 計画案が認可されたときは、一定の免除率をかけた残りを3~5年間で支払っていきますから、特定の債権者だけに支払 うということはありませんし、もしそれをした場合は再生計画に基づく返済に無理が生じますから、再生計画を実行でき なくなります。

6 上記の事情がありますから、あなたも、お姉さまも、保証人になることはしない方が賢明です。

2016年12月16日 18時05分

投稿時の情報です。適法性については自身で確認のうえ、ご活用ください。

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