弁護士コラム

無縁墓の改葬手続

[投稿日] 2017年09月01日 [最終更新日] 2017年09月01日
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西口竜司 神戸マリン綜合法律事務所

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 寺院様向けのセミナーをさせて頂いて一番ご質問が多いのが,意外にも無縁墓の改葬手続についてです。

 墓石屋さんにお願いされているようですが,正しい手続でなされていない場合も多いようです。法律の手続を守らなければ,刑事上の責任や民事上の責任が発生しますのでご注意下さい。

 

 法律の世界では自力救済の禁止という考え方があり,一方的に墓地をどけてしまうことは許されません。そこで簡単に手続を解説していきたいと思います。

 

 無縁墓と判断されるような場合,役所に改葬許可申請書を提出することになります。

 申請書には,管理者の作成した証明書,無縁墓の写真及び位置図,官報に掲載したこと及び公告をしたことを記載した書面を添付することになっております。

 

 日常生活を送っていると官報なんて関係ありません。官報にどうやって掲載するか分からないかもしれませんが,下記URLに従い掲載手続をすることになります。

 

 https://www.gov-book.or.jp/asp/Kanpo/Koukoku/?op=1

 

 改葬許可申請が出れば,あとは合祀墓にお骨を移すということになります。

 

 以上のように改葬の手続きは時間的にもかなり大変です。自分では難しいという場合専門家にご依頼頂くのがよいのではないでしょうか。

 

 なお,無縁墓になったような場合,改葬手続をする旨については規則に明記するようにして下さい。

 

                    弁護士 西口 竜司

コラムの内容は更新時のものであり、最新の情報と異なることがあります。

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