遺言による相続人廃除の場合の遺言執行者の職務

Legalus編集部さん 2014年01月14日

 私は、遺言書の中で遺言執行者になっていて相続人の廃除の手続きをすることになっています。そこで疑問なのですが、廃除の対象になっている人が遺留分減殺請求をしないであろう場合でも取り敢えず廃除の手続きをしなければならないのでしょうか?例えば、遺留分減殺請求をされた後ではやはりだめなのでしょうか?



(40代:女性)

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Legalus編集部

     推定相続人が廃除された場合、被相続人の死亡の時から相続人でなくなります。ですので、仮に遺留分減殺請求をされてから裁判所に廃除の請求をしたとしても、それが認められれば法的効果としては問題ありません。

     しかし、遺言執行者は、被相続人が推定相続人を廃除する意思を表示したときは、「遅滞なく」その推定相続人の廃除を家庭裁判所に請求しなければならないとされています(民法893条)。したがって、速やかに廃除の請求をしない事は遺言執行者の職務としては問題があるといえますので、面倒かもしれませんが早急に家裁で廃除の手続を進めて下さい。

2014年01月14日

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