造園業を営んでいた父親が急死した!職人さんへの報酬は残された家族が払うの?

Legalus編集部さん 2014年01月14日

 父親は一人で造園の自営業をしていました。忙しい時は手伝いの人を頼んで仕事していました。 手伝いの人から仕事の請求書が送られてきたのですが父親が急に亡くなってしまいました。支払いの義務は家族にあるのでしょうか?



(20代:男性)

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Legalus編集部

     相談者の父親の営んでいた造園業が株式会社の形をとっていた場合には、今回の仕事の報酬を支払う義務は会社にあります。他方、株式会社の形をとっていない場合には、今回の仕事の報酬を支払う義務は相談者の父親個人にあります。株式会社を法律上のいち人格(これを「法人格」といいます。)と考え経営者とは別人と考えるからです



     造園業が株式会社の場合、報酬の支払い義務はあくまで会社が負うので、相談者が経営者である父親の相続人であっても、その義務を負うことはありません。仮に、株式を相続し取締役になるなど、会社の経営を受け継ぐ場合には、会社(経営者)として報酬を支払う義務があります。



     造園業が個人経営(個人事業主)の場合、報酬の支払い義務も相続されることになります。つまり、息子である相談者を含めた相続人たち(家族)が連帯して報酬を支払う義務を負うということになります(民法896条899条)。



     報酬を支払うことができないのであれば、相続放棄民法938条940条)や限定承認民法922条)という手段もあります。

     相続放棄とは、プラスの財産(金銭等)もマイナスの財産(負債等)も両方とも相続しないというものです。

     限定承認とは、プラスの財産をもってマイナスの財産を弁済した後、余りが出ればそれを相続できるというものです。

     両方とも相続があったことを知ったときから3ヶ月以内に家庭裁判所に申述しなければなりません(民法915条1項924条938条)。

2014年01月14日

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