亡くなった祖父名義の家の登記変更に必要な書類は?

Legalus編集部さん 2014年01月14日

 私が高校生のころ(17年前)に祖父が他界しました。その際に祖父は離婚していたため、相続対象者は4人の子供となりました。長男だった父が、「土地」を相続し、土地の所有権移転登記を行いました。その際に、祖父名義の「家屋」は所有権移転登記を行っておらず、17年経った今でも、祖父名義のままとなっております。
このたび、家庭の事情で、祖父名義の家屋を私(孫)の名義に所有権移転登記を行うこととなりました。父を含め、父の兄弟3名も口頭で了解をもらっています。あとは登記手続をするだけなのですが、この手続を進める際に、どういう資料を用意すればいいのですか?



(不明:不明)

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Legalus編集部

     不動産の名義変更は、変更する原因(売買、相続、生前贈与、財産分与など)によって必要書類が変わってきます。



     今回は、おじいさんから当該家屋を相続した相談者の父親やその兄弟から、相談者が生前贈与を受けるということになりますので、生前贈与を原因とする不動産の名義変更になります。しかし、今回の場合家屋の名義がおじいさんのままということなので、まずはおじいさんから父親兄弟への相続による移転登記をした後に、当該三兄弟から相談者への贈与を原因とする移転登記が必要です。

    まず、相続を原因とする不動産登記請求に必要な書類は、(1)被相続人の除籍謄本・改製原戸籍等(出生から死亡までのもの全部)、(2)被相続人の住民票除票(本籍地入り)又は戸籍の附票、(3)相続人の戸籍謄本・住民票・印鑑証明書、(4)相続する不動産(土地・建物)の固定資産税の評価証明書、(5)遺産分割協議書(法定相続の場合は不要です)です。また、この手続きを司法書士に依頼する場合、父親及びその兄弟の委任状が必要です。

    今回の場合ですと、相談者のおじいさんの出生から死亡までの戸籍等(上記(1))及び住民票除票等(上記(2))を入手する必要があります。相談者やその父親のように孫等の直系の親族であれば取得が可能です(もっとも、本人確認のために顔写真入りの身分証明書が必要です)。また、父親及びその兄弟に関する書類(上記(3))、本件の家屋の固定資産評価証明書(上記(4))も必要です。
    次に、生前贈与を原因とする不動産登記変更に必要な書類は、(1)登記原因証明情報(贈与契約書)、(2)登記済権利証又は登記識別情報、(3)受贈者(贈与を受ける人)の住民票、(4)贈与者(贈与をする人)の印鑑証明書、(5)贈与する不動産の固定資産税の評価証明書が必要です。また、登記の手続きを司法書士に依頼する場合には(6)相談者と父親及びその兄弟の委任状(贈与者は実印を押印)が必要です。

2014年01月14日

生前贈与・死因贈与に強い弁護士

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