離婚後親権のない父親の葬儀・相続について

User image 1 匿名ユーザーさん 2014年01月14日 03時55分

 30年前に離婚した両親はどちらも再婚しておらず、子供は私(長男)のみ。親権は母親。父親は1人暮らし。(数年前から隣県に私が居住) 父方の祖父母は既に他界し、父方の実家・親族との連絡はほとんどとれない状況。(父親と年賀状のやりとりのみ) 最近、父親(70代)が重症の病で入院したため、今後のことを考えて不安になっております(入院から今後の介護に関することは、全て私が行う予定。)

 そこで質問なのですが、1 父親が亡くなった場合の葬儀の喪主等は、だれが行うべきなのか。2 また、その際の相続については、どのような選択肢があるのか。(貯金・不動産)の二点につき教えていただけないでしょうか。



(50代:男性)

匿名弁護士

    質問1について


     喪主とは祭祀を執り行う者です。誰が喪主を務めるかについては完全に慣習に任されており法律上の決まりはありません。喪主は一般的には、故人の配偶者、次に、長男、長女の順番になります。



    質問2について


     両親が離婚をした場合であっても、法律上の親子関係がなくなることはありません。たとえ、親権を持っていない親であっても法律上は親であり続けます。なお、養子の場合は養子縁組を解消することで親子関係を断ち切ることは可能です。(この点に関しては法律クイズ「素行の悪い息子と家族の縁を切りたい!」を参照してください)



     相談者の母親は既に離婚されているので、父親の推定相続人ではありません。そして、子は相談者のみということなので、父親が亡くなった場合の相続人は相談者のみということになります。

     ですので、父親が亡くなった場合には相談者が父親の貯金や土地などの正の財産も借金などの負の財産も相続することになります。



     相続の方法としては、(1)単純承認、(2)相続放棄、(3)限定承認という方法があります。





    1. 単純承認とは、被相続人の一切の権利義務を承継することをいいます。相続開始を知ったときから3ヶ月以内に何もしなければ単純承認とみなされます。


    2. 相続放棄とは、正の財産も負の財産も相続しないことをいいます。相続放棄は相続があったことを知ってから3ヶ月以内に家庭裁判所に相続放棄の申述をしなければなりません。


    3. 限定承認とは、承継した正の財産の範囲内で負の財産(借金)を承継すればよいこととなります。つまり、借金の方が多ければ、正の財産を承継した分だけ借金を弁済する義務が生じますので、結局、相続はプラスマイナスゼロで終了します。逆に正の財産の方が多ければ、その差額分だけは正の財産を承継できます。限定承認は相続があったことを知ったときから3ヶ月以内に相続人全員で家庭裁判所に限定承認申述書により申述する必要があります。


     相続財産の状況に応じて上記3つの方法を検討して下さい。

2014年01月14日 03時55分

投稿時の情報です。適法性については自身で確認のうえ、ご活用ください。

関連Q&A

兄弟全員で親の面倒を見ているのに兄だけが預金を独り占めしているのを阻止することはできないのでしょうか?

相続人 2017年08月04日

兄が、兄弟の了承を獲ずに母の通帳を自分の名義に変更しました。 母自身は名義変更は了承は獲ていますが、遺産は兄弟で均等に分ける様言っています。 ですが、名義は兄になっているので母が亡くなった時に遺産相続として兄弟に遺産として分配すること...

アパ―トを相続した本人とは別の人物に賃料を振り込んでもらうようにすることはできるのか?

相続人 2017年08月02日

Aが死亡しAが所有していたアパートをBが相続することになったわけですが、相続はBがして月々の家賃はCの口座へ振り込むようにすることはことはできないものですか?

問題は解決しましたか?

弁護士を検索して問い合わせる

弁護士Q&Aに質問を投稿する

投稿する

相続人に強い弁護士

身の回りの法律トラブルの解決に積極的に取り組んでおります

解決内容を納得していただけるようなご説明と打ち合わせを心がけています

【初回相談無料】依頼者様の満足とご納得を最大の価値として全力でサポートいたします。

【初回相談無料】どなたでもお気軽にご相談ください。

お話をじっくり聞き、より良い解決策をご提案します。《半蔵門駅から徒歩2分》《多摩地区への出張相談可》

企業法務から個人案件まで、いつでもどこでもあなたのパートナーでありたい

ページ
トップへ