母の連れ子が法要代を払わず困っています

Legalus編集部さん 2016年03月11日

 昨年、母が交通事故でなくなりました。父と母の間の子供は私1人ですが、母には父と一緒になる前に産んだ連れ子が3人います(母の子は合計4人)。父は文句もいわず、連れ子の3人も育てました。

 ですが、20年ほど3人は実家にも来ず、母の葬儀や法要にも来ず、香典、お花もありませんでした。腹が立ちましたが、相続については法定通りに分割しました。しかし、葬儀代金などは協議しましたが1円も負担してもらえませんでした。

 法律がないのもわかりますが、今後の法要代など、調停で請求しても意味ないでしょうか?相手3人は弁護士も立てていて直接協議できません。3人の弁護士さんを通して話しましたが、1円も払わないと答えがありました。



(30代:女性)

関連Q&A

遺言書による登記を相続人が単独で行えますか?

相続人 2016年06月01日

Aに不動産の3分の2を相続させる旨の(検認済み)遺言があったが、共同相続人ABC共有名義で登記されている場合、所有者Aにする所有権更正登記申請を単独でA(他の相続人の判無し)ができますか? (60代:女性)

音信不通の父の葬儀費用を払わなければならない?

相続人 2016年01月06日

音信不通だった実父が亡くなり、弟と名乗る人から、葬式費用と便利屋の費用の請求書が来て払いたいから父の通帳からお金を引き出して欲しいとのこと。父が亡くなったのは、一ヶ月前のようですが、亡くなったことも知らされていませんでした。勝手に葬式...

解決してない質問があれば、新しく質問を登録しましょう!

新しく質問する

Legalus編集部

     ご指摘のように、法要代などの費用負担について法律で明確な規定がありません。位牌やお墓などを誰が「相続」するか、という部分について祭祀主宰者が相続する(民法897条1項)ということが規定されるに留まり、葬儀費用や、その後の法要費などを誰が負担するべきかについては法文において触れていません。



     参考となる裁判例でも、(これは葬儀の事例ではありますが)実際に葬儀を執り行った「喪主」が負担するべき、という判断がある(東京地判昭和61年1月28日)一方、民法897条で決まる祭祀主宰者が負担すべきとする裁判例もあります(最判平成1年7月18日)。

     ただ、これはあくまで「亡くなられた方のために行った葬儀代の負担」についての判断です。



     ご相談の事例では、「これから生じる法要代」を負担させたいというものです。

     法律上明確な規定がない上に、参考になる裁判例もない点が悩ましいところです。



     方法としては、ご指摘頂いているような調停を活用して、相手方に払ってもらうように合意形成を図っていくということはありえます。

     ただ、交渉が決裂した場合、訴訟手続に移行します。



     こうなると、将来生じる債権についての負担を求めるというのは民事訴訟において請求しづらいものであるため(基本的に、既に確定している債権を支払ってくれないから支払えと言って争うのが民事訴訟です)、敗訴の可能性すらあります。



     相手方である連れ子の3人は、代理人として弁護士を立てている状態であれば、こうした点を見越して「支払いを突っぱねるのが有効だ」と考えているのではないかと考えられます。



     正直に申し上げて分が悪い状態です。やりきれない気持ちは十分に理解できますが、他の相続人をあてにせずに、ご相談者様ができる範囲で法要を執り行うというのが良いのではないかと思います。

     争うよりも、誠心誠意供養してあげることが、お母様のためになるのではないかと考えます。

2016年03月11日

相続人に強い弁護士

【交通事故案件多数】【複数弁護士対応可】 栃木県北の頼れる弁護士

【堺市】南海本線堺駅すぐ

お客様一人一人に会った解決方法をご提案します

「相談に行ってよかった」 お客様にそう思ってもらえるよう、お客様のお話を丁寧に聞き、的確なアドバイスが出来るよ...

解決してない質問があれば、新しく質問を登録しましょう!

新しく質問する
ページ
トップへ