弁護士コラム

相続

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遺言の形式的効力 遺言書の書き方 2018年10月05日

遺言の効力という場合,形式的効力と実質的効力があります。 形式的効力は主に自筆証書遺言で問題となります。 自筆証書遺言とは,「自筆」つまり,自分で筆記する遺言です。 (この他に公証人が作成する公正証書遺言などがあります。) 形式的要件というのは,その要件が揃っていなければ,中身に入る前に遺言書全体が無効になるというものです。 形式的要件は,①全文自筆,...

特別縁故者 相続人 2018年10月04日

Q.私の叔母ですが、独身で身寄りがなかったため、20年前から依頼を受けて一緒に住み始め、家事一切の世話をしたり、畑仕事をして生計の一端を担ってきました。10年前からは体調を崩し、私が面倒をみて、入院・通院費用なども立て替えました。死後、預金があることがわかりましたが、遺言はありません。日ごろから、「残った預金は、世話になったあなたにあげたい」と言ってい...

相続人の中に未成年の者がいる場合の遺産分割協議 遺産分割協議 2018年08月27日

Q. 先日、夫がなくなりました。相続人は妻である私と、長男(21歳)、次男(16歳)です。夫の遺産分割協議はどのように進めていけばいいのでしょうか。 A. 20歳未満の未成年者については、民法上、行為無能力とされ、親権者(親権者がいないときは、後見人)が未成年者の財産に関する法律行為についての代理権、同意権等を有します。遺産分割協議につきましても、親が...

遺産の範囲の争い 相続手続 2018年07月30日

遺産分割について,当事者の間で話し合いがまとまらない場合は「家庭裁判所」に「遺産分割調停」を申し立てることができます。 そして,「調停」は話し合いですから,「調停」がまとまらない場合は,「審判」といって「家庭裁判所」の裁判官が遺産の分け方を決定します。 では,そもそも,「遺産の範囲」に争いがある場合はどうなるでしょうか。 例えば「名義預金」というものが...

遺留分の放棄 遺留分 2018年07月27日

Q.私には3人の子がいます。主人は10年前に亡くなっています。 長男は若い時から借金を繰り返し、その都度、私が尻拭いをしてきました。尻拭いする度に、長男はこれを最後にするというのですが、結局は同じことの繰り返しです。 主人名義の不動産を処分しましたし、今残っているのは私の預金だ けです。これは、長男以外の2人の子に残したいと思っています。長男は、今は相...

遺留分 遺留分 2018年07月20日

相談:3ヶ月前に、夫が亡くなりました。夫は、遺言書を書いており、遺言書の内容は、夫の遺産をすべて先妻との間の息子ひとりに譲るというものになっていました。夫の遺産は、預金が1000万円ほどあります。私には、まだ小学生の息子もおり、夫の扶養に入っていたため、夫の遺産がまったく相続できないとなると、私たち親子二人の生活の今後も不安です。このような遺言書どおり...

寄与分 相続分 2018年06月28日

Q:先日父が亡くなりました。父は、5年ほど前から寝たきりとなり、母は既に亡くなっていたため一人暮らしでしたので、長男の私が自宅に引き取って介護をしてきました。父の遺産は、3000万円の預金だけで、遺言書はありません。相続人は、弟と妹と私の3人です。弟と妹は、遺産分割は平等に1000万円ずつだ、というのですが、私が父を介護してきたことは何にも考慮されない...

遺産分割と特別受益 遺産分割協議 2018年06月22日

Q.先日、父が死亡しまた、相続人は兄と私の二人です。遺産としては、時価約3,000万円の自宅である土地建物と預金約1,000万円です。 兄は、昨年、マンション購入頭金として1,000万円を父に出してもらっています。こうした事情は、兄とのあいだで父の遺産を分割するにあたってどのように考慮されるのでしょうか。 A.被相続人(本問では、お父さん)が死亡した場...

遺言の作成 遺言の種類(自筆証書遺言・公正証書遺言) 2018年06月18日

存命ではあるが高齢である人は、この高齢化社会では多くいらっしゃいます。この方が死亡すれば、遺産について相続の問題が発生し、多くの場合、相続人間でのトラブルが発生します。 これを未然に防ぐのが「公正証書遺言」です。判断能力がはっきりしている段階で、自分の財産を自分の意思でそう分配するか決められるという意味では、遺言を残す人にとってもメリットがあります。 ...

遺産をどのように分配するか? 遺産分割協議 2018年06月16日

遺言があれば良いですが、遺言を残すことなく人が亡くなった場合、遺産を相続人で分配する必要があります。 この遺産の分配は、相続人全員の仲が良く、話合いで決まれば良いのですが、相続人間で折り合いがつかず、話合いではどうしようもない場合が多くあります。この種のご相談も非常に多いです。 この場合は、話合いでの解決が難しい以上、即座に法的手続きに乗せるのが解決へ...

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