弁護士コラム

相続

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相続放棄に関する留意点 相続放棄・限定承認 2019年06月27日

本日(2019年6月27日)、某テレビ局の朝のワイドショー番組で相続放棄に関する特集を行なっており、当該番組において、1.相続放棄対象者の範囲、2.相続放棄期間(相続開始を知った時から3カ月以内)経過後の相続放棄の可否、3.相続放棄期間内に被相続人の財産状況が明確にわからない場合について言及していましたが、当該番組の放送内容についていくつか気になった点...

なぜ親の面倒を看ても相続分は増えないのか 相続分 2019年06月17日

相続の法律相談で多いのが,「親の面倒をずっと看てきたのに,相続分は多くならないのですか?」という質問です。 いわゆる「寄与分」の話です。 今回は,寄与分に関する,素朴で,かつ,根本的な問題を深く掘り下げてみたいと思います。 寄与分とは,簡潔に言うと,相続人が被相続人の財産の増加に貢献した場合に,多めに遺産をもらえるという制度です。 そして,「親の面倒を...

相続のよくあるトラブル事例 相続 2019年06月01日

1) 遺言がいくつも見つかった… 「病床を片づけていたら、枕元から遺言が3通も見つかった。一体どの遺言に従ったらよいのだろうか?」 遺言を直筆で作成する場合は、何度も書き直すことが一般的です。 そのため、複数の遺言書が見つかることも珍しくありません。遺言がいくつも見つかった場合は、まずは「どの遺言が有効なものか」を確定しなくてはいけません。 基本的には...

遺言作成のススメ -遺言の作成方法と注意点- 遺言書の書き方 2019年05月15日

先に述べたケースでは、必ず、遺言を作成すべきといえますが、どのようにして、遺言書を作成したら良いのでしょうか。 手紙を残しておけばそれでよいのでしょうか。誰かに伝えておけばよいのでしょうか。 ここで重要なのは、遺言書が、法律上の遺言として、法律上の有効とされるためには、法律が定めるルールに則って遺言書を作成する必要があるということです。 具体的には、遺...

遺言作成のススメ -遺言書の作成をお勧めするケース- 遺言書の書き方 2019年04月30日

次に、特に、遺言書の作成をお勧めするケースを、いくつかご紹介させていただきます。 ① 現金以外の財産が含まれている場合 相続財産に土地や建物などが含まれている場合は、平等に分割することが難しいため、相続人の間でトラブルとなることが珍しくありません。 例えば、遺産の中に、自宅の土地建物、収益性のある駐車場が含まれているとします。 この場合に、あなたの死後...

遺言作成のススメ -遺言の作成をお薦めする理由- 遺言書の書き方 2019年04月15日

まず、遺言とは、自分が亡くなった後に、自分の財産を誰にどのように引き継いでもらいたいかを、残った方々に伝えるものです。また、遺言書がある場合には、遺言書の内容に応じて、相続人や受遺者があなたの財産を引き継ぎます。 他方、遺言書がない場合にどうなるかというと、遺言がない場合には、あなたの死後、相続人が全員で話し合い、相続人のうち、誰がどの財産を引き継ぐの...

改正民法・夫婦間の居住用不動産の贈与 生前贈与・死因贈与 2019年04月01日

民法改正により,配偶者を保護する規定がいくつか新設されました。そのうちの1つに夫婦間の居住用不動産の贈与に関する規定があります。 まず,現行制度を見てみましょう。以下の架空の例で説明します。 夫婦と子ども1人の家族がいます。 夫婦で居住している不動産は3000万円の価値があります。 その夫婦は20年以上連れ添っていて,夫が妻に生前贈与として不動産を贈与...

遺留分について -遺留分で確保できる財産はどれくらいか?- 遺留分 2019年03月31日

ここまで、遺留分を主張できる人、遺留分を請求する方法について述べてきました。最後に、遺留分で確保できる財産について簡単に触れたいと思います。 あなたが遺留分で確保できる財産は、「遺留分の基礎となる財産の価額」に、「あなたの遺留分割合」を乗じる(掛け算する)ことで導き出すことができます。 遺留分の基礎となる財産には、被相続人の資産や負債が含まれるのはもち...

遺留分について -遺留分とは?- 遺留分 2019年03月26日

1) 遺留分とは? 被相続人(亡くなった方)が遺言を残している場合に、自分の取り分だけ少なかったときは、どうしたらいいのでしょうか? 例えば、父親が亡くなったときに、遺言に「長男と次男で半分ずつ分けるように。三男には何も残さない。」と書かれている場合や、「全財産を長男に譲る。」と書かれている場合です。 このような場合、あなたが、被相続人の兄弟姉妹以外の...

遺言書の保管制度 遺言の種類(自筆証書遺言・公正証書遺言) 2019年03月11日

相続法の改正で、自筆証書遺言を保管する制度が創設されました。 「法務局における遺言書の保管等に関する法律」という法律によって、 遺言書保管所の遺言書保管官が取り扱うこととされています。 この制度は、遺言書の利用促進を図ると共に、 法務局で自筆証書遺言を保管することによって、 遺言書の偽造・変造・隠匿などによる紛争を防止するために 創設されました。 保管...

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