相続放棄しなければならない親族はどの範囲まで?

Legalus編集部さん 2015年07月17日

 父親が遺産との差し引きで約1,000万円の借金を残して死亡しました。

 私は一人息子で、相続の放棄をしたいのですが、叔父や叔母などの親族に借金が回ってしまうと迷惑をかけてしまうのではと心配しています。

 子供以外の親族にも相続の義務が発生するのでしょうか?

 もし義務が発生するのであれば、義務が発生する親族全員が相続の放棄をすれば、誰も借金は払わなくて良くなるのでしょうか?



(20代後半:女性)

関連Q&A

相続放棄をしても国民健康保険から葬祭費をもらえる?

相続放棄・限定承認 2016年03月23日

父は三年前に再婚しました。私の母は三年前に他界、その際、土地家屋は全て私名義にしてあります。父には他に三人の私とは腹違いの子どもがいることもあり、どこで借金を作っているか分からないので死後は相続放棄をしたいと考えていますが、父の再婚相...

賃借人が死んだら部屋の処分は法的には誰がするの?

相続放棄・限定承認 2016年03月23日

ほとんど面識の無い叔父が一人暮らしで亡くなりました。保証人は叔父の姉だったのですが、叔父よりも早く、一年前に亡くなっています。 不動産屋さんからは、部屋の処理を早急にしてほしいと連絡がありましたが、こちらの親族は、お互いに折り合いが悪...

解決してない質問があれば、新しく質問を登録しましょう!

新しく質問する

Legalus編集部

     相続の放棄によって、放棄した相続人は初めから相続人にならなかったものとみなされます(民法939条)。

     この結果、子の1人が放棄すると、残りの子の相続分が増加することになりますし、すべての子が放棄すると、次順位の直系尊属が、それもいない場合には兄弟姉妹が相続人となります(民法887条889条)。

     配偶者は常に相続人となりますが(民法890条)、配偶者が相続を放棄した場合は、血族相続人(子、直系尊属、兄弟姉妹)が全部を相続することになります。



     つまり、親族の誰も相続をしたくないという場合には、子、直系尊属、兄弟姉妹、配偶者のすべてが相続放棄を行う必要があるということになります。なお、子や兄弟姉妹がすでに死亡している場合、その子も相続人となりますので、注意が必要です(民法887条)。

     相続の放棄は、自己のために相続の開始があったことを知ってから3か月以内に家庭裁判所に対して申し出なければなりません(>民法915条)。この期間は、それぞれの相続人ごとに進行します。

2015年07月17日

相続放棄・限定承認に強い弁護士

【堺市】南海本線堺駅すぐ

お客様一人一人に会った解決方法をご提案します

【交通事故案件多数】【複数弁護士対応可】 栃木県北の頼れる弁護士

解決してない質問があれば、新しく質問を登録しましょう!

新しく質問する
ページ
トップへ