ブログに中傷記事を書くとどのような罪になる?

User image 1 匿名ユーザーさん 2014年01月07日 04時08分

子供が友達のブログにあることないことをかかれ、中傷記事をかかれました。

アップされて何日かたって、たまたま見つけたので消去を依頼したら、消去してくれましたが、本人はひどく傷つきしばらく学校にも行けなくなりました。

この場合はどのような罪になりますか?



(40代:女性)

匿名弁護士

 ブログによる中傷記事は、(1)名誉毀損罪刑法230条1項)、(2)侮辱罪刑法231条)に該当し得ます。



(1)名誉毀損罪は、「公然と」「事実を摘示し」て「人の名誉を毀損した」場合に成立します。

 「公然と」とは、不特定又は多数の人が直接に認識できる状態をいいます。

 「事実を摘示して」とは人の社会的評価を害するような事実を示した場合をいい、ここにいう事実には真実、嘘、公知、非公知の事実すべてを含みます。例えば「愛人がいる」「賄賂をもらった」などの事実を示した場合です。
 「人の名誉を毀損した」とは人の社会的評価を害するおそれのある状態を生じさせたことをいいます。



 (2)次に侮辱罪ですが、「公然と」「人を侮辱し」て人の社会的評価を害するおそれのある状態を生じさせる点は名誉毀損罪と同じです。違いは「事実を摘示しな」いことです。例えば「あいつはアホだ」「臆病だ」などの評価で社会的評価を害する場合をいいます。



 今回のブログでの中傷は、不特定多数の人が容易にブログを閲覧できるので「公然と」といえます。記事の内容が分からないので断定はできませんが、しばらくお子さんが学校にも行けないほど傷つく中傷記事が書き込まれているので、「事実を摘示」あるいは「摘示しな」いでお子さんの社会的評価を害した可能性が高いといえるでしょう。



 したがって、(1)名誉毀損罪、(2)侮辱罪の両方又はどちらかが成立するでしょう。

 なお、中傷した者を処罰したい場合には、犯人を知った日から6ヶ月以内に告訴する必要があります(刑事訴訟法235条)。(1)(2)の罪ともに親告罪刑法232条1項)で、告訴がなければ起訴できず処罰できないからです。

2014年01月07日 04時08分

投稿時の情報です。適法性については自身で確認のうえ、ご活用ください。

関連Q&A

SNSで事実無根な事を言われたのですが、これは侮辱罪に当たりますでしょうか?

名誉毀損 2018年01月16日

SNSにて、元々フォロワーだった人物が、ある日突然、名指しではないですが、明らかに他の人にも私であると特定できる特徴を添えて、こいつとは関わらないほうがいいと注意喚起を出していました。ネット上の付き合いなのですが、何度か会った事はあり...

匿名ユーザー間のお悩み相談サイトで、悩みの原因とされている人物を批判してしまいました。この書き込みが本人に「自分のことだ」と察知されてしまった場合、どのような法的問題が起きるのでしょうか?

名誉毀損 2018年01月12日

ある匿名ユーザー間のお悩み相談サイトで、 「1人の親族から迷惑行為を受けていて辛い」を趣旨とする投稿がありました。投稿そのものやユーザープロフィールに個人を特定できそうな要素は見当たりませんでした。 自分は共感できる部分が多かったため...

風俗を辞めてから、ネットで実名、住所等書き込みされてます。相手を特定して、慰謝料請求したいです。

名誉毀損 2017年11月07日

生活の為に風俗仕事をしてました。 風俗を辞めてから、ネットで実名、住所等書き込みされてます。 相手は複数いて特定出来ません。 特定して慰謝料請求したいです。 書き込みも出来ないようにしたいです。 外出も出来なくなり精神的にも追い込まれ...

誹謗中傷をネットに書いてしまいました。反省しております。 裁判にどう備えたらよいでしょう

名誉毀損 2017年11月01日

誹謗中傷をネットに書いてしまいました。 事実関係は争うつもりはありません。 すごく反省しております。 先方からは書き込み人特定までに掛かった費用や弁護士に頼んだ費用など75万円、 先方の会社がこうむった被害320万円などを払ってくださ...

問題は解決しましたか?

弁護士を検索して問い合わせる

弁護士Q&Aに質問を投稿する

名誉毀損に強い弁護士

【銀座駅徒歩5分】依頼者の方々が直面している1つ1つの事件について、皆様の声に真執に耳を傾け、ご相談者・ご依頼...

【あなたの悩みに寄り添います】”一人で悩む前に、相談してほしい”・・・そんな思いから<初回相談無料><夜間/土...

【初回相談無料】【夜間・土日祝の相談可】ひとつひとつのご相談にきめ細かく丁寧にご対応します。

《相談料初回30分無料》 《平日の夜間、土日も相談可》

できない理由を見つけるのではなく,できる方法を一緒に考え,お手伝いさせていただきます。

ページ
トップへ