ネットで買い物。2倍の商品が送られてきた!

User image 1 Legalus編集部さん 2015年08月29日

 インターネットのあるコンタクトレンズの販売サイトで、使い捨てコンタクトを4週間分、4ケース購入しました。


 ところが、送付されてきたのは、8ケース。代引きだったので、とりあえず、料金は配達の方に支払いました。業者に連絡したところ、申し込みが2回あったといいます。商品の性質上、返品はできないといいます。そういえば、1回、申し込みのボタンを押しましたが、なかなか次の画面にいかないので、もう1度押した記憶があります。


 注文画面で、「申し込みボタンは何度も押さないでください」と書いてありました。しかし、つながりそうになければ、もう1度押してみるというのは普通ではないでしょうか。法律上、返品できないものなのでしょうか。



(20代:女性)

関連Q&A

返品について

ネット通販 2017年04月07日

通販でよく「返品・キャンセルお断り」みたいな事が書いてありますが 法律的には8日以内なら返品・キャンセルできますよね?

通販で購入した楽器が破損していました。

ネット通販 2017年04月07日

楽器店より通販にて新品のエレキベースを購入しました。しかし、新品にかかわらず、ありえない状態で届きました。エレキベース本体の木がえぐれていたり傷がとても多かったり。 しかし、それだけではなく楽器のコンディションも修理が必要でした。それ...

解決してない質問があれば、新しく質問を登録しましょう!

新しく質問する

Legalus編集部

     商品の購入手続きによっては、契約の無効を主張し、返品することができます。


     インターネットでの商品売買においては、昨年(平成14年)の12月25日より、「電子消費者契約法」が適用されています。消費者の操作ミスによる錯誤については、原則として民法の錯誤に関する規定(民法95条但書)が適用されないことになりました。事業者側が購入意思を確認する画面をおくなどして、操作ミスを防止する措置を講じている場合には、通常通り、民法の規定が適用されます。


     この法律により消費者にはどのようなメリットがあるのでしょう。民法では、錯誤(勘違い)があっても、大きな不注意(重過失)があれば、契約の無効を主張することができません。しかし、電子消費者契約法によって、重過失があっても契約内容の重要部分に勘違いがある場合は、無効を主張できることになったのです(同法3条1項)。


     あなたは、申し込みのボタンを2度押していますが、申し込みは1回で、4ケースの申し込みしかしていない、と勘違いをしています。購入商品の個数は、契約の重要部分です。ゆえに民法上の錯誤があったといえます。

     しかし、「申し込みボタンは何度も押さないでください」と明示されているのに押してしまっているので、重過失があるともいえます。


     そこで、電子消費者契約法の出番です。この法律により、重過失があっても、無効主張ができることになります。では、事業者側の対策はどうでしょうか。もし、確認画面などを作らず、申し込み内容の指定の画面から、直接最終的な申し込みをさせているような場合は、必要な対策がとられているとはいえません。このような場合は、重過失があっても、契約の無効を主張できることになります。以下の図を参考にしてください。



    ▼重過失があっても無効を主張できる









    商品名:
    ○○○○

    申し込み個数:






    ありがとう
    ございました

    ▼重過失があると無効が主張できない

    商品名:
    ○○○○

    申し込み個数:




    商品名:
    ○○○○

    申し込み個数:
    1個

    以上の申し込みでよければ、下の申し込みボタンを押してください


    ありがとう
    ございました

2015年08月29日

ネット通販に強い弁護士

クライアントファーストをモットーに、常にご依頼者様の視点に立った誠実な事件対応を心がけております。

【交通事故案件多数】【複数弁護士対応可】 栃木県北の頼れる弁護士

お客様一人一人に会った解決方法をご提案します

ビジネス街にある駅近の法律会計事務所です。

【堺市】南海本線堺駅すぐ

解決してない質問があれば、新しく質問を登録しましょう!

新しく質問する
ページ
トップへ