オークションサイトで購入4カ月後にクレームをいうのは非常識?

Legalus編集部さん 2015年07月29日

 ネットオークションにて冬用タイヤを今年の8月に購入し、商品の性質上、4か月ほど保管し、冬になり、いざ使おうという段階になって、商品の間違いに気付きました。14インチのカテゴリに出品し、案内文の中でも、R14と記載されている商品が、いざ使おうとしてみたら実は15インチでした。その旨を出品者に伝えると、「今さら言われても困る」と返金を断られました。購入時に、タイヤのゴム質はチェックしましたが、まさか、インチが違うとは思わなかったので、4ヶ月は気づくことができませんでした。商品は当然ながら、一切使用しておりません。

 相手には、4か月後にいろいろ言ってくるのは非常識だ、と一蹴され、話し合いは物別れに終わりました。オークションサイトの主催者様にも指導の打診をしましたが、基本的に当事者間で解決してくれ、ということでした。支払った額は22850円と、高額とも言えないので、訴訟云々ということになると、自分の身も切ることになります。なんとかそうでなく、相手にその非を認めさせたいのですが、相手の言うように、4ヶ月後にクレームを入れた私に非があるのでしょうか。

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Legalus編集部

     相談者は今回のタイヤを14インチであると思い購入したにもかかわらず、実際は15インチのタイヤであったので、タイヤのサイズという物の性質に錯誤があったことになります。そして、タイヤの売買契約においてサイズは重要な要素であり、本件タイヤは14インチのカテゴリに出品され、商品の案内文の中でもR14と記載されていたということですので動機が意思表示の内容になっていたと考えられます。

     したがって、相談者は錯誤によって本件タイヤを購入したことになり、今回の売買契約に関して錯誤無効を主張することができます。

     そして、今回のタイヤの売買契約が無効であったとすると、相談者が出品者に支払った22850円は不当利得民法703条以下)ということになります。つまり、相談者は、出品者に対して不当利得の返還を請求することが可能です。

     錯誤無効を主張できる期間に制限はありません。購入から数年も経ってからというのであればともかく、冬用タイヤという商品の性質上、購入から4ヶ月後というのは、「非常識」と言われるほど、不当に長い期間とはいえないでしょう。



     この22850円を出品者に対してあまり費用をかけずに請求する方法としては、簡易裁判所における支払督促手続や少額訴訟手続きを利用されるとよいでしょう。

     両手続きとも、簡易裁判所の担当窓口で説明をしてくれるはずですので、一度訪ねてみられるのもいいかもしれません。



     もっとも、上記の主張を弁護士に頼らず相談者自身が書面で主張することは、22850円を回収する手立てとしては費用対効果から考えて得策ではないでしょう。そこで、22850円を回収する手段としては転売されることをお勧めします。



    参考:裁判所HP・督促手続
    少額訴訟

2015年07月29日

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