バレエの出演者をブログに掲載、これってプライバシーの侵害!?

User image 1 匿名ユーザーさん 2014年03月03日 20時18分

 ブログでバレエ・ダンス鑑賞記を連載している者です。


 過日、プログラムに載っている出演者の氏名をブログに掲載したところ、「頼みもしないのに、載せられた」と苦情をいわれました。


 人には「氏名権」というものがあって、それが侵害されたといえるのでしょうか?


(60代:男性)

匿名弁護士

     氏名は、社会において他者と自分を区別するものであり、重要な個人情報であるといえます。ですから、自己の氏名をみだりに使用・発表されない権利は、プライバシー権として認められます(憲法13条)。


     しかし、氏名がその人にとって持つ価値の意味合いは、その個々人の職業、生活形態により大きく異なります。それにより、氏名を使用・発表された人が受ける権利の侵害の度合いも違ってきます。

     たとえば、「お隣のお年寄りが1週間入院している」という記事を、その人の氏名を明らかにしてブログに発表したとしたら、それは違法なプライバシーの侵害にあたるでしょう。

     しかし、「バレリーナAの今回の公演は素晴らしい」とか、あるいは「前回の公演に比べて云々・・・」という記事は、プライバシーの侵害にあたるとはいえないでしょう。


     また、社会的に活動をする人の氏名を一切使用できないとすると、国民の表現の自由(憲法21条1項)は大きく損なわれます。たとえば、政治批判、文学・芸術に関する評論などを考えてみてください。それらは活動の主体が明確にされて、初めて意味を持つものです。

     もちろん、名誉毀損業務妨害にあたるような表現は、正当な理由がない限り原則として許されません。しかし、本件のような表現は、何ら問題がないと考えます。

2014年03月03日 20時18分

投稿時の情報です。適法性については自身で確認のうえ、ご活用ください。

関連Q&A

怪しい会社に氏名、生年月日、住所を知られてしまった。

プライバシー 2017年03月11日

求人サイトで応募した在宅ワークのアルバイト先の会社が社員1名で業務もはっきりしないという怪しい会社でした。求人サイトに氏名、生年月日、住所を登録していたため、それらの情報がその会社に送られてしまいました。お仕事はお断りしましたが、残さ...

不正アクセスについて

プライバシー 2017年03月01日

こんにちは Twitterにて自分のアカウントのパスワードをリセットするために自分のアカウントのIDをいれたつもりが、全く別の方の似たIDを入れてしまったらしく、気付かないままパスワード再設定のメールを送ってしまいました。もちろん自分...

問題は解決しましたか?

弁護士を検索して問い合わせる

弁護士Q&Aに質問を投稿する

投稿する

プライバシーに強い弁護士

身の回りの法律トラブルの解決に積極的に取り組んでおります

依頼者のために最善を尽くしていきます

法律問題のご相談をお受けします。まずはご連絡下さい。

《初回相談無料》相続に特に力を入れています

ページ
トップへ