裁判官が一方当事者の味方をした?

Legalus編集部さん 2015年07月25日

 少額訴訟を起こしました。私が原告ですが...一回目口頭弁論で裁判は終わるはずが、裁判官が原告に尋問攻め...、また、裁判官が書記官も司法書士も驚く様な有利なアドヴァイスをしたので、勝訴になるとは思えません。

 私は弁護士をつけた方が良いのでしょうか?



(年齢不詳:女性)

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Legalus編集部

     前提として、相談者は、司法書士を訴訟代理人として簡易裁判所にて少額訴訟を提起されたものとして、以下回答をさせていただきます。



     まず、裁判長は、訴訟関係を明瞭にするために、当事者に質問をしたり、立証を促すことができます(民事訴訟法149条1項参照)。

     これを「釈明権」と言います。(釈明権については、法律用語『釈明権』を参照してください。)



     釈明権の趣旨の中には、訴訟における当事者の実質的公平を図ることというものがあります。

     しかし、裁判長が一方当事者に対し過度に釈明することは、かえって当事者間に不公平を招くことになりかねず、差し控えられるべきと考えられます。



     もっとも、いったん釈明がなされた以上、これに応じた相手方の信頼は保護されなければならないとも考えられます。

     したがって、過度の釈明に応じた当事者の訴訟行為は無効とすることはできず、それを基礎に判決が下された場合には、上級審は原判決を取り消すことはできないと考えられます。



     また、事実上も、上級審が原判決を取り消して差し戻したところで、当事者は以前に釈明されたことを踏まえた主張を繰り返すものと考えられ、過度の釈明がなかったことにはなりません。



     さらに、本件では、どの程度の釈明があったか定かではありませんが、請求原因(当事者の請求を特定の権利主張として構成するのに 必要な事実のこと。また、訴状に必ず記載しなければならないとされている(民事訴訟法133条)。)の変更まで具体的に示唆する釈明も許されるとした判例(最高裁昭和45年6月11日判決)も存在することから、判例の過度の釈明に対する許容範囲は広いと考えられます。



     以上より、本来であれば勝訴できたにもかかわらず、裁判長の過度の釈明によって、敗訴してしまった場合であっても、そのことを無かったことにするのはかなり困難あるとかんがえられます。



     それでも、その点を争いたいのであれば、地方裁判所に控訴することになります。そして、地方裁判所では司法書士は訴訟代理人となることができないので、弁護士に訴訟代理人となることを依頼することになると考えられます。

2015年07月25日

民事裁判に強い弁護士

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