刑事・民事事件の判断基準と不服申立てについて

Legalus編集部さん 2015年07月25日

 明らかに恐喝事件だと思って警察に相談に行きましたが、具体的な説明もなく「それは民事事件である」との理由で取り合ってくれませんでした。

 警察は業務を増やさないために「民事」と断定する事が多いと聞きます。民事と判定する判断基準を具体的に教えてください。

 尚、行政不服審査法の制度がありますが、このような場合に該当するのか、該当するとしたら手続きの窓口の所在を御教示ねがいます。


(70代:男性)

関連Q&A

審判の不服申し立てについて

民事裁判 2017年01月14日

Wikiや裁判所のホームページなどで「抗告」について調べたのですが、いまいち理解ができません。もう少し詳しくわかればと思い投稿しました。 ・審判の即時抗告 ・即時抗告されてから、決まるまでのおよその期間(1度目の審判は、書類提出か ら...

恥ずかしい話なのですが・・・。母を助けたい!!!

民事裁判 2017年01月13日

妹は、産後内臓疾患と細胞の病気が発覚ししかも家を建てている途中に旦那が単身赴任となりました。 妹夫婦に生活できないと頼まれて母親は1ヶ月半前に21年勤めた会社を退職し、妹の元へ。。。 些細なことで妹は母に『出て行け!!!』とか、押し付...

解決してない質問があれば、新しく質問を登録しましょう!

新しく質問する

Legalus編集部

     刑事事件においては、被害届や告訴を受け付けると、警察などの捜査機関は所定の捜査を行わなければなりません。そこで、仕事を増やさないために「民事不介入」を盾に取り、ろくろく事情を聞くこともしない、という話をしばしば耳にします。

     しかし、警察に持ち込まれる相談の全てに対応するのが不可能であることも事実なので、やむなく事件性の高い相談から処理していく、ということにならざるをえません。


     では、どのような事件なら「事件性が高い」と判断されるかというと、公表された基準はないようです。

     しかし、一般に、被害の程度(負傷の程度、被害金額の多寡など)、加害者と被害者の人的関係(親子・夫婦・兄弟なのか、赤の他人か)、相談者の様子(恐怖しているか、憤激興奮しているか)などが考慮されると考えられます。

     ただ、基準があるとしても、「その基準にどの程度当てはまれば相談に応じるべきか」については担当の警察官に裁量が認められていると考えられます。

     したがって、相談に応じなかったことが、不当(裁量判断の妥当性や合理性を欠くこと)であったとしても、直ちに違法(法律、規則、条例等に違反していること)であるとまでは、一概にいえないことには注意してください。


     では、どうすればよいかですが、その警察署を相手にせず、本部に直接持ち込むか、それも拒否されるときは、お住まいの都道府県の公安委員会に直接相談するという手段があります。

     なお、行政不服審査法では、「違法」な処分だけではなく、「不当」な処分に対しても不服申立てのみちが開かれています(行政不服審査法1条1項)。

     しかし、不服申立ての対象となる行為は「処分」とされ、それは事実行為を含むものの(同法2条1項)、「直接国民の権利義務を形成し、又はその範囲を確定する効果を伴うものをいう」(判例)と理解されています。

     これによれば、今回の警察官の対応を「処分」とすることは困難ではないかと考えます。

2015年07月25日

民事裁判に強い弁護士

お客様一人一人に会った解決方法をご提案します

身の回りの法律トラブルの解決に積極的に取り組んでおります

解決してない質問があれば、新しく質問を登録しましょう!

新しく質問する
ページ
トップへ