ネットでの誹謗中傷においては、慰謝料の他、調査費用、弁護士費用も投稿者に請求可能なのでしょうか?

User image 1 hardworkerさん 2020年07月08日 18時10分

表題の件ですが、ネットで誹謗中傷を受けた場合、①慰謝料はもちろんのこと、②発信者情報開示にかかる費用全額、その他③として弁護士費用(①+②の合計額×10%)も請求可能なのでしょうか?
弁護士の中には、①と②のみしか請求できないと仰られる方がいて、非常に混乱しています。
真実はどうなのでしょうか?
どなたでも構いませんので、ご回答をお待ちしております。

注力分野
ネットトラブル 離婚・男女 相続 労働 犯罪・刑事事件
ベストアンサー

ご回答いたします。

慰謝料のほか、②発信者情報開示にかかる費用、③弁護士費用も投稿者に請求することは可能です。

もっとも、発信者情報開示にかかる費用とは、発信者情報開示に関する弁護士費用(着手金・報酬金・実費等)を通常想定しておりますので、当該費用にさらに10%の弁護士費用を上乗せすることは理論的に困難が生ずると考えられます。よって、慰謝料請求に関する弁護士費用につき、別途請求可能と考えられます(①×10%)。

これに関しまして、慰謝料、慰謝料請求に関する弁護士費用、発信者情報開示請求に関する弁護士費用の請求をそれぞれ認めた裁判例が存在します。他方で、そもそも発信者情報開示請求の費用を認めないという裁判例も現れていますので、画一的な判断は困難であり、今後の動向に注意を要するところです。

2020年07月08日 18時48分
補足質問
User image 1

hardworker - 2020年07月08日 19時47分

ご回答有難うございます。
ちなみに②の発信者情報開示にかかる費用は、通常は民事において全額請求が認められるものなのでしょうか?
過去の裁判所の判例では、発信者情報開示にかかる費用全額請求を認めたり、1/2あるいは2/3しか認めなかったり、中には10%しか認めなかったりと様々ですが、その判断基準となるものは一体何でしょうか?
投稿内容の悪質さ、執拗さでしょうか?
また、名誉毀損コメントよりも、侮辱コメントの方が情報開示費用の負担割合が少ない、といったことはございますでしょうか??

追記誠に恐れ入りますが、どうかご回答の程、宜しくお願いします。
補足回答
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稲益 寛明 弁護士 - 2020年07月08日 21時39分

ご回答いたします。

上記のとおり、発信者情報開示請求費用の負担については、現段階にて画一的な判断基準は存在せず、今後の裁判の動向に注意するしかないところです。
お礼メッセージ

承知しました。ご回答有難うございました。

投稿時の情報です。適法性については自身で確認のうえ、ご活用ください。

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