偽造されたかもしれない金銭消費貸借契約書、あるいは原本をコピーしたような金銭消費貸借契約書の、裁判での証拠能力について

User image 1 迷える子羊さん 2018年07月15日 14時13分

まず、Aさんという人が、以下のような書面を持っています。

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原本をコピー機でコピーしたような体裁の、題が「金銭消費貸借契約書」となっている書面。
借主欄には私の手書きの氏名と私の実印の印影(コピーですのでインク色=黒っぽい)が印刷されている。
貸主欄には、ワープロ打ちのAさんの氏名が印刷されているのみ(コピーでの押印も朱肉での押印など一切なし)。
金額(250万円)や返済日等については一般的な借用書の内容になっている。
「借り受け受領した」という文言はちゃんと入っている。
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私は、上記書面の写メールしか持っていません。

なぜ、上記のような書面がでてきたのか、推測ですが、
①Aさんが、私の勤務先の重要書類を閲覧できる立場にある事
②私がある事で、勤務先に印鑑証明書を提出した事も署名押印した事もあった
③Aさんが、過去において詐欺によって(恐喝によって)多額の不正なお金を得た事があった(残念ながら立証できません)
以上の3つの事から、Aさんが上記「金銭消費貸借契約書」を偽造したと考えます。

ここで質問させて下さい。

Aさんに貸金請求訴訟を起こされて、Aさんが上記の、原本をコピー機でコピーしたような文書(金銭消費貸借契約書)を書証として出して来た場合、こちらが負ける可能性があるのかどうか。

以上、よろしくお願いします。

「負ける可能性があるのかどうか」というご質問に対しては、抽象的には可能性がゼロとは言えないでしょう。

ただ、消費貸借契約書の原本がないこと自体が不自然ですし、上記①~③の事情の他、Aさんの記名のみで押印もない点に照らせば、極めて不自然ですし、当該契約書だけで現実の貸付がなされたといえるか重大な疑義があります。
その他、貴殿が250万円の借入を行なう必要性等も問題となります。

仮にAさんが貸金訴訟を提起してきたときは、争う余地は十分あるというべきでしょう。

2018年07月15日 20時28分
お礼メッセージ

小川先生、早速のアドバイスをありがとうございました!

「抽象的には可能性がゼロとは言えないでしょう。」

「抽象的」という言葉があるため、
この部分の意味が明確に理解できないのですが、
「ゼロとは言えない」というレベルのものだと分かり安心しました。

ありがとうございました。

投稿時の情報です。適法性については自身で確認のうえ、ご活用ください。

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