弁護士コラム

~墓地を使用する権利~ 京都の法律事務所 都総合法律事務所

[投稿日] 2021年07月27日 [最終更新日] 2021年07月27日

京都にある都総合法律事務所では、多くの宗教法人様とお付き合いさせていただいております。

 

ある人が亡くなると必ずと言っていいほどお世話になる墓地。

墓地をめぐる権利関係はどうなっているのでしょうか。

 

一般的に墓地の使用権は、永代使用権と言われています。

この権利は、民法や他の法律において全く規定されていません。

もっとも、永代使用権は、動産である墓石の使用権を指すのではなく、不動産である墓地という土地についての権利を指すとされています。

 

また、永代使用権は原則として債権であるとされます。

なぜなら、民法175条は物権法定主義を定めており、上述したように永代使用権について定めた法律は存在しないため、永代使用権を物権として認めることはできないからです。

加えて、民事施行法35条は慣習法上の権利も物権として認めていません。

 

しかし、裁判例の中には、永代使用権を債権としながらも、長年認められてきた特殊な権利であるとして物権「的」妨害排除請求が認められるとしたものもあります(福岡高裁昭和59年6月18日判決(昭和53年(ネ)第371号))。

もっとも、この事例は特殊事例における事例判断であるとされています。

 

したがって、永代使用権は原則、当事者間の契約で定まる債権ということになります。

 

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高谷 滋樹 弁護士

取扱分野
借金・債務整理 交通事故 労働

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