有給休暇の取得を月1回だけと制限できるの!?

Legalus編集部さん 2014年01月07日

 大手スーパーで非正社員として働いていますが、私のいる売り場のマネージャーが パートやアルバイトの有給休暇の取得に対し、特別な理由がない限り月1回しか認め ないとしているため、月2回以上の有休の申請すらできない状態ですが、これは違法ではないでしょうか。



(40代:女性)

関連Q&A

有給休暇中の出勤には手当ては出るの?

有休休暇 2016年12月27日

経理・総務の責任者をしています。 先日、退職した社員から、引継ぎのため有給休暇中に出勤した賃金の請求がありました。 労働基準監督署・社労士に聞いたところ、通常出勤で対応可能であり特に休日手当て等を別途支払う必要はないとの回答をいただき...

有給休暇について質問です

有休休暇 2016年12月02日

私は今の会社に勤めて3年近く経ちますが 有給休暇は何年働いても出る事はないそうです。 会社の上の人と直接話しが出来ることはまずないので 確認した事はないのですが店の店長によるとそうらしいのです。 しかし、給料明細の欄にはしっかりと有休...

解決してない質問があれば、新しく質問を登録しましょう!

新しく質問する

Legalus編集部

     有給休暇は、労働者が希望する日に取得できるのが原則です。


     ただ、労働者が一斉に有給休暇を申請した場合など、いついかなる場合も労働者の希望だけを聞いていたのでは、会社としても色々と不都合が生じます。

    そこで、労働者の希望する日に有給休暇を与えることが「事業の正常な運営を妨げる場合」に限り、会社はその日に有給休暇を与えなくても良いとされています(時季変更権の行使労働基準法第39条4項)。

    この「事業の正常な運営を妨げる場合」にあたる為には、(1)その労働者がその日(有給休暇の取得を希望する日)に労働することが、その労働者の担当業務を含む相当な単位の業務(課の業務や係の業務)に必要不可欠であり、且つ、(2)代替要員を確保するのが困難であること、が必要です。


     つまり、業務運営に不可欠な人からの有休休暇の申請であっても、会社が代替要員確保の努力をしないまま有給休暇を認めないことは許されません(弘前電報電話局事件。最判昭和62年7月1日)。又、人員不足のために代替要因確保が常に困難であるという状況であれば、年休権を保障する労働基準法の趣旨より、そもそも会社は、労働者からの有給休暇の申請を常に認めなければならないと考えられます。


     ですから、あなたのお勤め先である大手スーパーさんの従業員の配置状況や売り場のマネージャーが、パートやアルバイトの有給休暇の取得に対し、特別な理由がない限り月1回しか認めない理由が判りませんので推測にすぎませんが、売り場マネージャーによる有給休暇取得の制限行為は、違法である可能性が高いでしょう。

2014年01月07日

有休休暇に強い弁護士

身の回りの法律トラブルの解決に積極的に取り組んでおります

法律問題のご相談をお受けします。まずはご連絡下さい。

お客様の状況に応じた解決策をご提案致します。

解決してない質問があれば、新しく質問を登録しましょう!

新しく質問する
ページ
トップへ