有給休暇の取得を月1回だけと制限できるの!?

User image 1 Legalus編集部さん 2014年01月07日

 大手スーパーで非正社員として働いていますが、私のいる売り場のマネージャーが パートやアルバイトの有給休暇の取得に対し、特別な理由がない限り月1回しか認め ないとしているため、月2回以上の有休の申請すらできない状態ですが、これは違法ではないでしょうか。



(40代:女性)

関連Q&A

異動辞令拒否後の有給休暇

有給休暇 2017年03月16日

事業所の業績悪化により、職員に他の事業所への異動辞令を発令しました。同じ市内の事業所間の異動ではあるものの距離は少し離れており、異動は受け入れられないと退職の意向を示しました。しかしながら、退職日を異動の日の前日とした場合、退職日まで...

有給休暇について

有給休暇 2017年02月18日

去年の11月末で会社を退社したのですが、そのさいに残りの有給休暇を消化したいと申し出たのですが、数日しか使わせてもらえませんでした。 これは、違反には、ならないのでしょうか?

解決してない質問があれば、新しく質問を登録しましょう!

新しく質問する

Legalus編集部

     有給休暇は、労働者が希望する日に取得できるのが原則です。


     ただ、労働者が一斉に有給休暇を申請した場合など、いついかなる場合も労働者の希望だけを聞いていたのでは、会社としても色々と不都合が生じます。

    そこで、労働者の希望する日に有給休暇を与えることが「事業の正常な運営を妨げる場合」に限り、会社はその日に有給休暇を与えなくても良いとされています(時季変更権の行使労働基準法第39条4項)。

    この「事業の正常な運営を妨げる場合」にあたる為には、(1)その労働者がその日(有給休暇の取得を希望する日)に労働することが、その労働者の担当業務を含む相当な単位の業務(課の業務や係の業務)に必要不可欠であり、且つ、(2)代替要員を確保するのが困難であること、が必要です。


     つまり、業務運営に不可欠な人からの有休休暇の申請であっても、会社が代替要員確保の努力をしないまま有給休暇を認めないことは許されません(弘前電報電話局事件。最判昭和62年7月1日)。又、人員不足のために代替要因確保が常に困難であるという状況であれば、年休権を保障する労働基準法の趣旨より、そもそも会社は、労働者からの有給休暇の申請を常に認めなければならないと考えられます。


     ですから、あなたのお勤め先である大手スーパーさんの従業員の配置状況や売り場のマネージャーが、パートやアルバイトの有給休暇の取得に対し、特別な理由がない限り月1回しか認めない理由が判りませんので推測にすぎませんが、売り場マネージャーによる有給休暇取得の制限行為は、違法である可能性が高いでしょう。

2014年01月07日

有給休暇に強い弁護士

20年以上の経験と実績があります。お一人で悩まず、まずはお気軽にご相談ください。

法律問題のご相談をお受けします。まずはご連絡下さい。

お客様の状況に応じた解決策をご提案致します。

どんなお悩みでもお気軽にご相談ください。弁護士があなたのお悩みを解決します。

クライアントファーストをモットーに、常にご依頼者様の視点に立った誠実な事件対応を心がけております。

解決してない質問があれば、新しく質問を登録しましょう!

新しく質問する
ページ
トップへ