無断欠勤すると解雇される?

Legalus編集部さん 2014年01月07日

5日間無断欠勤してしまいました。5日目に会社から解雇予告通知が送られてきました。それまで、会社からは何の連絡も有りませんでした。無断欠勤したのは悪いと思いますが、これは、不当解雇ではないのでしょうか?


(40代:男性)

関連Q&A

バス通勤で交通費申請して自転車通勤。問題ない?

就業規則・労働協約 2016年10月31日

会社から最寄りのバス停から会社までのバス代金を交通費として受け取っています。しかし、バスの時間が遅れることがあり、自転車でも通勤できる距離なので、普段は自転車で通勤しようと考えています。何か問題はありますか?

会社で期日前投票等を強要される

就業規則・労働協約 2016年07月05日

組合が模擬投票用紙を配り、応援する人の名前を書かせようとしたり、期日前投票に行かなかった人に、電話で投票に行くように連絡をするようなのです。 いつ、誰に投票するのかは自由であると思うのですが、これらの行為は問題ないのでしょうか? (3...

解決してない質問があれば、新しく質問を登録しましょう!

新しく質問する

Legalus編集部

     事情によっては、不当解雇になる場合があるでしょう。


     まずは、会社の就業規則を確認して、「解雇事由」がどのように規定されているか確認しましょう。

     
    あなたの会社が常時10人以上の労働者を使用する会社であれば、就業規則があるはずですし、就業規則には解雇事由が記載されているはずです(労働基準法89条)。


     ご相談の場合、無断欠勤の5日目に解雇予告通知書が送られてきたとのことですので、就業規則の解雇事由として「5日以上の無断欠勤」が挙げられているかもしれません。

     
    しかし、就業規則でそのように定められており、あなたが5日以上無断欠勤したからといっても、直ちに解雇が有効となるわけではありません。


     解雇は、「客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合」は、その権利の濫用として無効であると定められているのです(労働契約法16条)。

     
    そのため、就業規則の解雇事由に該当する行為があったとしても、当然に解雇が有効となるわけではないのです。


     あなたが、これまで真面目に職務に専念してきたけれども、やむを得ない事由があって5日間無断欠勤をしてしまったというような場合には、解雇は無効であると認められる可能性が高いでしょう。

     
    また、いくら無断欠勤だとしても、会社側としてはあなたに対して、出勤をするように督促する必要があると考えられるので、そのような督促もなく、いきなり解雇をすることは解雇権の濫用といえる可能性があります。

     
    無断欠勤をしている間に、会社から何ら連絡がなく、いきなり解雇予告通知が送られてきている点も、手続きとして不当であると主張することもできるでしょう。

     
    ただ、あなたがこれまでに何度も無断欠勤を繰り返してきたなどという事情があれば、解雇が有効であると認められる可能性もあります。


     なお、会社の就業規則に解雇事由の定めがない場合、「原則として2週間(14日)以上にわたり、正当な理由がなく無断欠勤し、出勤の督促に応じない場合」には、会社は労働者を解雇することができると考えられています(厚生労働省の通達)。

     
    この場合、あなたの無断欠勤はまだ5日間にとどまるので、懲戒解雇されるべき充分な理由があるとはいえないでしょう。


     最後に、会社側との交渉に不安があれば、お近くの労働基準監督署の無料相談窓口を利用すると良いでしょう。

2014年01月07日

就業規則・労働協約に強い弁護士

お客様一人一人に会った解決方法をご提案します

身の回りの法律トラブルの解決に積極的に取り組んでおります

解決してない質問があれば、新しく質問を登録しましょう!

新しく質問する
ページ
トップへ