無断欠勤すると解雇される?

User image 1 Legalus編集部さん 2014年01月07日

5日間無断欠勤してしまいました。5日目に会社から解雇予告通知が送られてきました。それまで、会社からは何の連絡も有りませんでした。無断欠勤したのは悪いと思いますが、これは、不当解雇ではないのでしょうか?


(40代:男性)

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Legalus編集部

     事情によっては、不当解雇になる場合があるでしょう。


     まずは、会社の就業規則を確認して、「解雇事由」がどのように規定されているか確認しましょう。

     
    あなたの会社が常時10人以上の労働者を使用する会社であれば、就業規則があるはずですし、就業規則には解雇事由が記載されているはずです(労働基準法89条)。


     ご相談の場合、無断欠勤の5日目に解雇予告通知書が送られてきたとのことですので、就業規則の解雇事由として「5日以上の無断欠勤」が挙げられているかもしれません。

     
    しかし、就業規則でそのように定められており、あなたが5日以上無断欠勤したからといっても、直ちに解雇が有効となるわけではありません。


     解雇は、「客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合」は、その権利の濫用として無効であると定められているのです(労働契約法16条)。

     
    そのため、就業規則の解雇事由に該当する行為があったとしても、当然に解雇が有効となるわけではないのです。


     あなたが、これまで真面目に職務に専念してきたけれども、やむを得ない事由があって5日間無断欠勤をしてしまったというような場合には、解雇は無効であると認められる可能性が高いでしょう。

     
    また、いくら無断欠勤だとしても、会社側としてはあなたに対して、出勤をするように督促する必要があると考えられるので、そのような督促もなく、いきなり解雇をすることは解雇権の濫用といえる可能性があります。

     
    無断欠勤をしている間に、会社から何ら連絡がなく、いきなり解雇予告通知が送られてきている点も、手続きとして不当であると主張することもできるでしょう。

     
    ただ、あなたがこれまでに何度も無断欠勤を繰り返してきたなどという事情があれば、解雇が有効であると認められる可能性もあります。


     なお、会社の就業規則に解雇事由の定めがない場合、「原則として2週間(14日)以上にわたり、正当な理由がなく無断欠勤し、出勤の督促に応じない場合」には、会社は労働者を解雇することができると考えられています(厚生労働省の通達)。

     
    この場合、あなたの無断欠勤はまだ5日間にとどまるので、懲戒解雇されるべき充分な理由があるとはいえないでしょう。


     最後に、会社側との交渉に不安があれば、お近くの労働基準監督署の無料相談窓口を利用すると良いでしょう。

2014年01月07日

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