内職の工賃って安いですよね。法律で保護されているのですか?

Legalus編集部さん 2014年01月07日

 内職の勧誘電話がかかってきました。仕事内容は、エクセルによるデータの入力なのですが、「ミスが多いと1銭ももらえない」というシステムだそうです。ミスが多い・少ないの判断基準は特に決まっていない、とのことでした。
 労働法上の最低賃金に関する規定は、内職者にも適応されるのでしょうか?
 内職者は、どんな法律で保護されているのでしょうか?

(30代:女性)

関連Q&A

同じ仕事で男と女で給料が違う。改善する為どうすれば。

給料・ボーナス 2017年01月18日

私の会社では男女で基本給が違います。 現在、労働組合でそれを改善するために会社側と交渉しているのですが、会社側は「うちの従業員は総合職と一般職とにわかれている。男性は総合職であり、女性は一般職である。給料差は男女差で設けてるのではなく...

給与日の変更について

給料・ボーナス 2017年01月18日

私の会社は月末締の当月25日払で給料が支払われてます。 本日、下記文面のメールが社内通達として送信されました。 給料支払いの変更通知 皆様におかれましては当社の業績にご貢献いただきまことにありがとうございます。 このたび3月分の給料よ...

解決してない質問があれば、新しく質問を登録しましょう!

新しく質問する

Legalus編集部

     「内職」は、法律上は「家内労働」と呼ばれ、家内労働者は「家内労働法」による保護を受けます。
     家内労働においては、委託者(メーカーや問屋等)から部品、附属品又は原材料などの提供を受け、製造や加工などを行い、物品を納入して工賃を受け取るという、業務委託の形態がとられています。
     しかし、その実質は「雇用」に類似のものであるため、管轄行政庁である厚生労働省では、家内労働者の労働条件の向上と生活の安定を図る目的で(家内労働法1条1項)、家内労働法等に基づく施策を行っています。

     労働者の「最低賃金」にあたるものを、内職者においては「最低工賃」といいます。
     内職者には労働基準法に基づく最低賃金は適用されませんが、家内労働法では、都道府県労働局長は、最低賃金との均衡を考慮して、最低工賃を決定することができるものとされています。
     現在、最低工賃は、内職のすべての種類について規定されているのではなく、都道府県ごとに、特定の種類について定めがなされています。各都道府県の労働基準局賃金課で調べることができます。

     ところで、「内職を斡旋する」と持ちかけて機材を購入させたり、登録料・研修料等の名目で金銭を負担させる手口(いわゆる「内職商法」)による被害が多数発生しています。内職商法にあたれば特定商取引法の適用を受けますから、クーリングオフで契約を解除することができます。
     本件では、入力ミスの多寡の判断基準が明らかにされていない、という点が問題です。
     いくら正確に入力しても「ミスが多かった」として工賃が支払われなかったり、「講座を受講して実力をつけたら支払う」などと、不当な勧誘をされることもありますから、十分な注意が必要です。

2014年01月07日

給料・ボーナスに強い弁護士

お客様一人一人に会った解決方法をご提案します

身の回りの法律トラブルの解決に積極的に取り組んでおります

丁寧な説明を心がけています。

解決してない質問があれば、新しく質問を登録しましょう!

新しく質問する
ページ
トップへ