月250時間以上働いて月給4万円!?

Legalus編集部さん 2014年01月07日

 友人が美容院で働いているのですが、1日11.5時間、月25日で月給4万円という条件だそうです。

 一応毎月少しずつ上がることは上がるのですが、こんな安い給料が認められるのでしょうか?

(10代:男性)

関連Q&A

同じ仕事で男と女で給料が違う。改善する為どうすれば。

給料・ボーナス 2017年01月18日

私の会社では男女で基本給が違います。 現在、労働組合でそれを改善するために会社側と交渉しているのですが、会社側は「うちの従業員は総合職と一般職とにわかれている。男性は総合職であり、女性は一般職である。給料差は男女差で設けてるのではなく...

給与日の変更について

給料・ボーナス 2017年01月18日

私の会社は月末締の当月25日払で給料が支払われてます。 本日、下記文面のメールが社内通達として送信されました。 給料支払いの変更通知 皆様におかれましては当社の業績にご貢献いただきまことにありがとうございます。 このたび3月分の給料よ...

解決してない質問があれば、新しく質問を登録しましょう!

新しく質問する

Legalus編集部

     昔から、どこの国においても、特殊な技術を習得するために、「弟子入り」という制度がありました。弟子入りした者は「修行中」であるため、自由時間は与えられず、また報酬も受けられずに、仕事の補助をしたり家事を手伝ったりしながら技術の伝承を受けるというものです。

     このような制度が特殊技術の習得と後世への継承に貢献したことは否めませんが、現在のわが国では、労働基準法に反し、違法と評価されます。


     労働基準法は、労働者が人たるに値する生活を営むために必要な生活の資を得るために必要最低限の労働条件を定めた法律です(1条参照)。

     通常、労働者使用者よりも社会経済的に弱い立場にあるため、使用者に搾取されがちです。そこで、労使関係を律することによって労働者を保護するため、同法が定められました。

     ただ、同法は労働者を保護する目的の法律であるため、「弟子入り」のような関係の、あらゆるものに適用されるわけではありません。

     志を同じくする者が集まって団体を作り、その中で先輩が後輩を指導したり、「受講料」を取って技術を教えるような形態は、使用者と労働者の関係にあるとはいえず、同法の適用を受けません。


     本件で、あなたの友人は「職業の種類を問わず、事業又は事務所に使用される者で、賃金を支払われる者」(9条)であり、美容院は「事業主又は事業の経営担当者その他その事業の労働者に関する事項について、事業主のために行為をするすべての者」(10条)であり、労働基準法の規律を受ける労使関係が成立していると認められます。そこで、美容院は、賃金、労働時間、休日その他の労働条件につき、労働基準法の規定を遵守しなければなりません。

     1日11.5時間、月25日で月給4万円という条件は、最低賃金に関する規定(28条)、労働時間に関する規定(32条)等に反し、明らかに違法です。毎月昇給があるか否かとは関係がありません。

2014年01月07日

給料・ボーナスに強い弁護士

お客様一人一人に会った解決方法をご提案します

依頼者の一番の味方となり、ベストな解決を目指します。まずはお気軽にご相談ください。

丁寧な説明を心がけています。

お客様の状況に応じた解決策をご提案致します。

解決してない質問があれば、新しく質問を登録しましょう!

新しく質問する
ページ
トップへ