弁護士コラム

中小企業も他人事ではないSDGs|取り組むメリットは?

[投稿日] 2021年11月24日 [最終更新日] 2021年11月24日

「SDGs」とは、「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」の略称です。国連サミットで採択され、17の世界的目標などから構成されています。

参考:
SDGs17の目標|公益財団法人日本ユニセフ協会
https://www.unicef.or.jp/kodomo/sdgs/17goals/

SDGsは遠大な目標のようですが、中小企業も以下のような取り組みを通じて、SDGsに貢献することができます。
・自社の製品やサービスを、環境保全に配慮したものへと改良する
・従業員の採用や昇進などについて、性別による不合理な差別を行わないことを宣言する
・SDGsに配慮した取り組みを行う企業の株式や、ESG(環境・社会・企業統治)債に投資する

など

中小企業経営者の方は、SDGsに対して「ボランティア」のようなイメージをお持ちの場合も多いかもしれません。利潤を追求する観点からは、SDGsに取り組むのは抵抗があるという経営者の方もいらっしゃるでしょう。

しかし実際には、SDGsに取り組むことで、むしろ自社の業績を伸ばせる可能性があるのです。SDGsに関する取り組みが、企業にもたらす経済的メリットの例としては、以下のものが挙げられます。

①企業イメージの向上

SDGsに積極的に取り組み、地球や社会との共生を目指す企業は、消費者に対して好印象を与えます。その結果、消費者の購買活動にもポジティブな影響が生じ、売上アップを見込めるでしょう。

 

②ESG投資の呼び込み

「ESG投資」とは、環境・社会・企業統治に配慮した企業に対して行われる投資を意味します。ESG投資は、SDGsと非常に親和性が高いのが特徴です。
世界的な環境問題・社会問題に対する意識の高まりに伴い、ESG投資の残高は、近年急速に増大しています。SDGsに積極的に取り組むことで、ESG投資を呼び込み、資金調達が容易になります。

 

③地域社会との連携による新規取引先の開拓

SDGsに取り組む一環として、地域社会と連携する中で、ビジネス上の新たな繋がりが生まれます。その結果、新規取引先の開拓も大いに期待できるでしょう。
 

 

このように、会社の売上・利益を拡大するという観点からも、中小企業がSDGsに取り組むことは非常に有益といえます。SDGsは、中小企業にとっても他人事ではないのです。

中小企業は、大企業よりも意思決定の速さや柔軟性の点で優れています。SDGsのような新規の取り組みについても、経営陣の意識の持ちよう次第で、スムーズに対応することができるでしょう。
時代の潮流を捉え、自社をさらなる発展へと導くためにも、まずはできることからSDGsに取り組んでみてはいかがでしょうか。

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佐田元 眞己 弁護士

取扱分野
企業法務 犯罪・刑事事件 交通事故

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