市の道路で子どもがケガをしたら・・・

Legalus編集部さん 2015年04月18日

 先日、小5の子供が、市の管理する道路上でケガをしました。この道路は、明らかに設計ミスではないかと思われるほど側溝の蓋がずれており、その溝に子供がのるキックボードの前輪がはまり、子供が前方に投げ出され、顔にひどい怪我を負いました。

 この事を役場の建設課に言った所、お詫びの言葉はあったが、自転車などでの事故?怪我ではないのでと言う事で、対応が曖昧なのですが、この場合、市に損害賠償の請求やかかった病院の費用の請求はできるのでしょうか?怪我をした時、怪我の具合がひどかったので救急車で病院に運んでもらいました。



(40代:男性)

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Legalus編集部

     国家賠償法2条1項は、「道路、河川その他の公の営造物の設置又は管理に瑕疵があつたために他人に損害を生じたときは、国又は公共団体は、これを賠償する責に任ずる。」ときていしています。



     公の営造物の設置又は管理の瑕疵とは、公の営造物が通常有すべき安全性を欠き、他人に危害を及ぼす危険性のある状態を指すと解するのが判例です(最高裁昭和59年1月26日判決)。



     もっとも、異常な自然力又は第三者の行為が原因となって事故が生じた場合は国または公共団体は原則として免責されると考えられます。



     本件の場合、市の管理する道路の「側溝の蓋がずれて」いたということですので、この側溝の蓋のずれが相談者の主張されるように明らかな設計ミスであれば、国賠法2条1項によって、市に対して損害賠償請求(治療費等もこれに含まれます)することができます。



     他方、第三者が故意に側溝の蓋をずらしていた場合、市は免責される可能性があります。



     ただし、故障車の放置によって事故が起きた事例において、安全策を講じる時間的余裕があったのにもかかわらずそれを怠ったとして、道路管理者に損害の賠償を命じた判例(最高裁昭和50年7月25日判決)が存在します。



     したがって、第三者が故意にずらした場合であっても、その後相当期間放置されたままであった場合には、市に対する損害賠償が認められると考えられます。



     なお、本件ではあくまで市の管理する道路が通常有すべき安全性を欠いていたかどうかが問題であるので、自転車で起きた事故かキックボードで起きた事故かは、損害賠償が認められるか否かには関係がないと考えられます。

2015年04月18日

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